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苔玉キット+信楽焼黒土受皿(水盤)3.5号2枚 セット 【養生したハイゴケ余裕の中パック + 苔玉の土400g(2ヶ分)+ 肥料 + 信楽焼黒土受皿3.5号2枚】【山野草の苔玉】【苔テラリウム】
¥ 2,420 税込
加算ポイント:44pt
商品コード: KZ-218
苔玉セット
【セット内容】
(1)養生したハイゴケ中サイズ(26×19cm)
(2)苔玉の土 400g (2ヶ分)
(3)肥料
(4)信楽焼黒土受皿3.5号(外径11cm) 2枚
商品解説
天然ハイゴケの四季、お送りする見本品の季節毎の移り変わり
5月
今回は養生するとすぐに青くなるヒメハイゴケをお入れいたしました。(2019/05/28)
【天然ハイゴケの弊園の取り扱い】 平成28年10月7日
1.入手したハイゴケを袋から出した状態です。
2.それをトレーに入れ水洗いする準備です。
3.水洗いの様子です。枯れ枝・土等を洗い流しております。
4.洗ったハイゴケをトレーに広げ、養生の準備です。底面にネットを敷き、虫等の侵入を防ぎます。
5.その上に新聞紙を広げます。これは保水力を継続し、少しでも乾燥を防ぐ目的です。
6.水洗いしたハイゴケです。
7.用意した大トレーに並べていきます。
8.並び終えたハイゴケ。これで天然ハイゴケ大トレー1枚です。
9.入手後、季節によりますが2週間から1ヶ月養生しましてハイゴケの色もようやく青みが増したところで大・中・小パックに詰めて発送しております。或は、よく育ったものは「美しいハイゴケ」として販売しております。
【天然ハイゴケの商品解説】
1、現在弊園では自然の採取品である「天然ハイゴケ」と弊園にて栽培した「美しいハイゴケ」2タイプの取り扱いがございます。美しいハイゴケも元は天然ハイゴケを栽培したものなのですが、自然に自生が見られる天然ハイゴケはその専門業者より入手しております。
2、天然ハイゴケは採取する季節によって自然のものだけにコンディションつまり育ち具合は季節毎に違いが見られます。
3、冬はハイゴケの休眠期です。
例えば冬の寒中の寒さのきびしい季節、都会でも公園等の木々も落葉し、草も枯れた状態となりますが、山でも状態は同じ、或いは寒さはよりきびしいかと思われます。その木々の下で育っておりますハイゴケも霜にやられ、凍りつく中でじっとがまんしておりますが、入荷しておりますハイゴケを見ますとやはり焼けたような色あせした色あいをいたしております。これはある意味ハイゴケの休眠期に当たり、成長がストップした紅葉期の色なのかもしれません。いずれにしましても可能な限り良質のものをお送りしたいと願っておりますが、春、秋の成長期の青々としたものが無いだけにご了承願います。
4、夏もはやりハイゴケの休眠期です。
更に夏のハイゴケ、採取する職人さん達の職人泣かせの季節でもあります。猛暑が続き雨も降らない日々が続きますと、山ではハイゴケも水不足から焼けたような或いは枯れたような茶色に変色いたします。そのような山の状態ですので、職人さん達は山深く入り込み、そして谷の深いところでかろうじて水分補給がなされ青く育っているハイゴケをさがし出してくるのです。本当に依頼した方は頭の下がる思いがいたします。
5、そのような事情により、一年間常に青々としたハイゴケが工業製品でないだけに確保は難しく、ご購入或いはご使用される場合、ご了承いただきたくお願い申し上げます。
【お届け後の管理(苔玉・寄せ植え・苔テラリウム)】
1、実は現在弊園が「美しいハイゴケ」を栽培しておりますがその通りしていただければよく育って行くかと思います。
2、用意するものは干物用の薄い側面角穴のある発泡スチロール
3、この発泡スチロールを水洗いしまして、ハイゴケを薄く広げて下さい。下には新聞紙1枚を敷いておくだけで充分です。
4、置き場所は基本的には日陰のコケです。直射光線の当たらない半日陰、或は建物の北側等常に乾燥しないジメジメとしたところを好みます。それだけに発泡スチロールは乾燥しにくくハイゴケには最適です。
5、水やりは苔全般にいえますが乾燥を嫌います。
それにて常に水があることが条件ですが、このハイゴケはコウヤマンネングサ程水を好むわけでは無いだけに、停帯水は嫌います。
ア)そのようなことだけに夏は毎日のように水やりをして下さい。
涼しい環境では知らず知らずの間に成長して行きます。
イ)もちろん春、秋も水やりは頻繁にやって下さい。
生育旺盛な季節だけに。
ウ)冬は置かれる条件次第です。例えば温室があって
そのたな下に置かれた場合と、北側に置かれ一日中
凍りついているような環境では異なるかと思います。
要は乾燥させないことがポイントです。
エ)養生したハイゴケ
オ)弊園がお送りしております大パック・中パックは穴をあけております。使用して少し残ったハイゴケはそのパックで養生できますので 御利用ください。
その後の成長
10月10日より以前に広げたハイゴケはかなり育ってきております。
気温の高い季節ですとより成長するかと思います。
6、乾燥ハイゴケを入手した場合水を与えれば生き返ります。
苔は乾燥しますと生体をチリチリの状態となり休眠状態になります。そして自然では雨等により水分補給がなされますと生き返ったように成長を始めます。おそらくは地球上で太古の昔、陸上に上がった初めての植物がコケではなかったかと思われ、永らく生きのびてきた植物だけにその性質も多様性が求められたのではと思います。そのような特性だけに乾燥ハイゴケが流通するのですが、前記の頃にあるように発泡スチロールを用意していただき、ただ水をやるだけで充分と思います。
■苔玉を楽しむ