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ヤマゴケ(風通し・乾燥を好むホソバオキナゴケ) 小(S)パック(外径19cm×12cm) 【苔盆栽】【苔テラリウム】【造園・庭園の苔】【オカマリモ】【苔ボトル】【シェードガーデン向】【日陰の苔】【マンジュウゴケ】
¥ 440 税込
加算ポイント:8pt
商品コード: KZ-188
関連カテゴリ
和名 | ホソバオキナゴケ | ||
学名 | Leucobryum juniperoideum (Brid.) Mull.Hal. | ||
科/属 | シラガゴケ科シラガゴケ属 | ||
漢字 | 細葉翁苔 | 英名 | smaller white-moss |
別名 | ヤマゴケ、マンジュウゴケ | ||
分布 | 北海道から九州、小笠原 | ||
草丈 | 2〜3cm | ||
日照 | 日陰を好む | ||
用途 | 苔盆栽/シェードガーデン | ||
特記事項 | パックサイズ:19cm×12cm 乾燥気味に栽培するのがコツです。直射日光下の張り苔には向きません。 |
商品解説
ホソバオキナゴケの四季、お送りする見本品の季節毎の移り変わり
5月
戸外に出して養生中
6月
11月
2020年7月
【お送りするヤマゴケ(ホソバオキナゴケ)は】
1.ヤマゴケは現在ホソバオキナゴケと少しキメの荒いアラハシラガゴケの
シラガゴケ科の2種を合わせてヤマゴケと呼ばれております。
弊園にて培養しましたホソバオキナゴケ(マンジュウゴケ)です。
弊園にて培養したホソバオキナゴケ 「おかまりも」:ホソバオキナゴケを使用しております
こちらはアラハシラガゴケ。粗葉という名を思わせる生育です。
2017年10月18日 於 京都 丹波高原 2017年10月26日撮影 弊園にて培養
以前は「ヤマゴケ」「マンジュウゴケ」と言えばホソバオキナゴケでしたが、近年ホソバオキナゴケの
入手が難しくなったこともあり、それらの名でアラハシラガゴケが流通することも多くなりました。
しかし、双方ともヤマゴケには相違なく、別名マンジュウゴケと言っても間違いではないのかもしれませんが、
育てておりますとアラハシラガゴケをマンジュウゴケと呼ぶのはいささか違うように思われます。
弊園が10年前にヒットさせました「おかまりも」はすべてホソバオキナゴケです。
2.採取する業者を厳選し、最高クラスのヤマゴケを常時入荷しております。
春先に入荷しましたヤマゴケは、自然のヤマゴケをお送りします。
天然ヤマゴケの良好なものばかりをパック詰めしましてお送りいたします。
3.4月以降は苔の成長期です。
5月以降は
気温の上昇とともに少しずつではありますが生長してきました。
弊園でヤマゴケを栽培して丸2年は経ているかと考えられます。
山採り商品であったヤマゴケですが、性質がそれぞれ違うと見え、育ちもいろいろ。
弊園の環境下でも育ったコロニーとそうでないコロニーに分かれてきました。
ズバリ特選ヤマゴケスペシャルは
数ある中でも特別に美しく生長した最高品質のホソバオキナゴケをヤマゴケスペシャルとして販売しております。
特選ヤマゴケはスペシャルにするには少し無理があるなあというレベルの高品質のホソバオキナゴケです。
特選表記のないヤマゴケ(ホソバオキナゴケ)は
育ち具合がけして良くないレベルです。
このように育っている原因には湿度・照明等が考えられ、場所を変えるときっと良い育ちをするのではと思われますが、もっと悪くなる場合も有り得るかとは存じます。
もちろん、あまりにも悪いものは外しております。
4.季節により若干コンディションは変わります。
特に冬のヤマゴケは冬期休眠状態となっており、やはり見劣りいたしますので御了承願います。
【ヤマゴケ(ホソバオキナゴケ)の育つ環境】
1.比較的乾燥を好む苔かと思われます。
自然においては、ヒノキ林等の乾燥しやすく、比較的日照条件の悪いと思われる林床にみられるのではと思います。
2.具体的には、ヒノキの根元に半着生状態で育っていたり、ヒノキの落葉の堆積した上に育っていたりします。
落葉はやはりヒノキだけに腐りにくく、通気性・排水性が更に良いかと思われます。
【ヤマゴケ(ホソバオキナゴケ)の育て方】
1.日陰を好み、日陰の苔の代表種といってもよいかと思います。
盆栽の化粧等によく購入されているようですが、現実には葉焼けしてしまい、葉緑素が消え
白化現象のようなことが起こり、その美しさがなくなってしまうことが起こります。
ヤマゴケは直射日光下での張り苔には向かない苔といえます。
2.弊園のヤマゴケの育て方
(1)乾燥気味に育てるという条件を可能にしてくれているのが新聞紙一枚の上に乗せていることです.
「苔には根が無い」ということを理解していただきますと新聞紙で充分なことがわかります。
(2)水やりですが、乾燥を好むということで毎日の水やりは避け、表面が乾き、白っぽくなったところで
水やりをいたします。新聞紙一枚ですから、保水力はなく比較的早くに乾燥するかと思います。
そして春の成長期にうまく管理してやりますと上記の画像のように「美しさ100%」のヤマゴケに育っていきます。
3.夏の管理は高温多湿にご注意
平成28年夏頃より赤玉土の上にヤマゴケを置き、管理しました。水やりは秋まで毎日のごとく、
冬の間もハウス内に取り込みまして管理。水やりもそれなりに多くやりました。
そして春の成長期を迎えましたが、ご覧の通りの育ち具合です。
やはり多湿では生育障害が起こりましてきれいには育ちません。
くれぐれも多湿にならないように管理してください。
2018年6月
「苔の育て方」の解説ページも合せて御覧ください。
苔・コケにつきましての最新ニュースは
弊園ホームページ「園主の日記」苔販売を御覧ください。
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