2018年8月21日 苔・コケ販売 焼きものの里 信楽町で真夏のウマスギゴケと出会いました
信楽の茶畑です。スギゴケは実にたくさん見られ、この茶畑はウマスギゴケが生育しています。
ところがこの夏の日照り、雨も無く、まったく焼けた状態。 この状態を見ますと「スギゴケは全日照を好む」ということは当てはまらないのでは? |
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よく見ますと水が無く、枯れることを防ぐことに休眠状態になっています。
これを通常枯れているということになっているのでは。 |
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ところがこの茶畑よくできておりました。
どのような目的でこのような貯水施設?を作られたのかわかりませんが、ウマスギゴケにとって天国でした。 |
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何年も育っているウマスギゴケ、これを見ますとスギゴケの条件つまり「水が必要」ということが分かります。
全日照というのにはその条件の中に水が充分供給されることが必要ということがよく分かる茶畑です。 |
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そしてこの茶畑の排水溝、そこに流れる雨水は肥料分を含んだ栄養たっぷりの水。
茶畑に施される肥料が浸み出し、このウマスギゴケを生長させているのでは。 いずれにしましても従来解説している伏流水が必要との条件を証明しているのではと思います。 |