山の南側の斜面の観察 |
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昔はこの橋を渡ったであろう丸太橋。
そこにはやはりハイゴケが育っているのでした。 |
ハイゴケはシノブゴケに比べてより明るいところに見られるだけに、陽の光がよくあたる南側に生育している姿がよくわかります。 |
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そこに育っている杉の木の株元にはアラハシラガゴケが木の陰になるように育っているのでした。北の斜面ではより明るいところ、南の斜面ではより暗いところと、好む環境がよくわかります。 |
そして丸太橋の下を覗くと、日陰となるところを選ぶようにホウオウゴケが見られるのでした。 |
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そのホウオウゴケです。
小型でトサカホウオウゴケではと思いますが、やはり水分補給が少ないだけに大きなコロニーにはなりにくいのでは。 |
そしてその辺りにはシッポゴケであろうと思われるコケが見られるのでした。 |
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更に奥へ入って行きますと切り株にはフトリュウビゴケがこのように見られるのでした。 |
杉木立の中を見て回りますと、きれいなシノブゴケが見られました。
より青く、そして大きいのです。 |
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拡大してみるとそれはそれはより美しく、レース状に広がって育っている姿が見られました。 |
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やはりかなりの多湿であったのか、近くではオオカサゴケが見られるのでした。 |
そう大きくはないコロニーでしたが、少し暗すぎるのかとも思われました。 |
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それでも毎年落ちる杉の葉の間から新芽が育っているオオカサゴケです。 |
そしてそこには、上流から谷川の水を引いているパイプがあったのです。その上にアラハシラガゴケが育っており、コケには根が無いということがよくわかる場面です。
自然の雨水と空中湿度だけで育つアラハシラガゴケ、何か育てるポイントが見られるのでした。 |