2018年4月21日 京の縁日 東寺弘法さん。
近頃は東寺の北門から入ることが多くなり、南へ下がって行きますとお堀があり、その堀端にチャイナーショップの永田さん。 最近は外国の観光客のお客様が多いとか。 |
趣味でやっておられる小品盆栽のなかなかのもの。毎回楽しみにしております。 |
そして盆栽からくる焼き物、つまり盆栽鉢も年々熱が入っている様子。 | ご近所の方でしょうか。お堀の鯉にエサを与えておられます。そのエサを求めて元気に泳いでいる鯉。そして何を見つめているのでしょうか?サギの姿が見られます。 |
移って園芸コーナー。境内からは五重塔がよく見えるのですが、よく考えて見ますと昔は京の都のシンボルだったのではと思えます。 それはそうとして、ガーデニングの花色々を販売しておられる大原さんのショップです。春4月ともなれば世界中の花が見られるのが昨今の園芸業界。次々と珍しい花を提供していただいている大原さんです。 |
小品盆栽コーナーの谷口さん。やはり4月の声を聞きますと、休眠から目覚めた木々の芽吹きが美しく、待ちに待った盆栽シーズンです。 |
ところが盆栽ショップ谷口さんですが、始めの頃よりも山草コーナーが増えているのです。やはり人気には勝てません。どうです、このカヤラン。なかなかの力作です。 | ヤマブキソウも見頃と見え、きれいに咲いていました。この鉢は鋸葉の変わり葉、以前弊園でも扱っておりましたが少し変わったヤマブキソウです。 |
そして今や盆栽ショップ谷口さんの目玉商品と化している苔玉の数々です。見るごとに、というよりも毎月増えているのでは? | 苔玉の中でやはり目についたのは一才八重桜の「旭山」を材料としたこの苔玉です。花も見事な旭山。女王様でした。 |
そのそばで控えるようにして咲いてくれていましたのが斑入りハクチョウゲ(白鳥花)です。斑入りだけあって花後の盆栽のように楽しめるのでは? | 異色の苔玉、ハルリンドウです。春を感じる山草を材料とした苔玉。ご婦人の方々に人気があるのでは? |
八重桜「旭山」のお隣にそれこそ控えめに置かれていたのがハナイカダ。わかる人にはわかる、少しオシャレな苔玉です。 | 春の新芽の息吹が美しい、出狸々のモミジの苔玉。おしゃれですねぇ。 |
それに引き換え、いろはもみじの控え目で引き立て役の俗に言う「ヤマモミジの苔玉」です。 | 朝日を浴びながらかわいらしく咲いているコメツツジの苔玉です。 |
そのお隣には白花のアメリカハナミズキです。こんなに小さく、かわいく仕立てられ、よく似合っている苔玉です。 そのお隣はチョウジソウです。これから咲いてくればと思います。 |
出芽の美しいヤマモミジの苔玉を見つけました。盆栽風に仕立てれば、一年中楽しめるのでは? |
なにかこの辺りの苔玉は異国情緒豊かな材料を使ってあり、近年のガーデニングブームが苔玉にまでも、という感じです。 | そして究極の苔玉、ミニカトレアです。 |
和風に戻って黄金葉のアメリカヅタでは。 | 苔玉ではないのですが、サクランボの盆栽が。花も咲き終わり、これからの実が楽しみです。 |
ヤマアジサイ「紅」の苔玉です。 | こちらは本格派の黒松の苔玉です。 |
知る人ぞ知る、イワナンテンの苔玉では? | ショップは変わり、滋賀県から来られている植木屋さん。いつも色々な変わった木々を始め、こちらが感心する山野草も取り扱っておられる熱心な業者です。 そのショップに咲いていました黄金葉のモクレンです。 |
朝日を浴びて咲いていました椿「卜判」です。 | 季節の代表ともいえるユキモチソウです。 |
お堀には夏を彩る花ハスが夏を待っているように思えるのです。 | その堀にはカモのつがいが。エサを求めているのでしょうか。 |
そして冬眠から目覚めた純国産のカメが。 | そのお堀の傍で女流作家のチャイナショップを見つけました。昨年秋の信楽焼陶器市で始めて出会ったこのショップ。毎月の弘法さんには出店しているとか聞いていたのですが。 |
しばらく話をしていると、外国からの観光客が次々と。なかなか日本の焼き物は人気があるようですねぇ。 | 園芸コーナーに戻り、万年青の三光園さんへ。 |
最後にはお参りを済ませ、楽しい弘法さんの一日でした。 |