写真を使った園主の日記です。

2023年9月6日、17日 山野草(23) 秋の山野草(15) 『サワギキヨウ』

2023.09.28

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山野草(23) 秋の山野草(15) 『サワギキヨウ』

キキョウ科ミゾカクシ属の多年草。
北海道から九州の沼地、湿地に見られます。
植物体には毒性があり有毒植物で知られています。
(撮影地:滋賀県甲賀市)

 

 

 

《育て方》

沼地に見られるところから乾燥を嫌い、腰水栽培が最適です。
腰水には液肥を入れて育てますと長く花が見られます。
液肥は薄い目がよく、軸が細く山野草の風情があって育ちます。
ブキブキに育てたのでは!

ペットボトルに所定の数倍に薄めた液肥を用意し、常に吸水する様にすれば万全。

液肥そのものは外国製よりも国内メーカーを使用されることをお勧めします!
バランス良く配合され、肥料効果が大きいと考えられます。

 

宿根草ですので冬は地上部は枯れる休眠期となります。

春3月、植替えを兼ねた株分の最適期を迎えます。(京都基準)

 

用土は暑い夏を元気よく育てるには、ピートモス混入の無い「山野草の土」をお勧めします。
今後は「宿根草の土」と呼ぶのが分かりやすいかもしれません!

 

石田精華園販売の培養土には育てるに最適な粒状化成肥料をお付けしており、
この肥料を使用されますと約半年間肥料効果がある優れもの!

水やり毎に肥料成分が溶け出し、余分な水は肥料成分を含んだ腰水栽培となります。

理想的!!

 

 

日本の主として、宿根草を山野草と呼んでいますが、今や世界中の宿根草が流通している時代!

ビートモス入りの培養土を使用されたポット、或いは培養土をを使用されて、
上手に育てられなかった経験は無かったでしょうか?

 

特に初心者の方は理由が分からず、夏枯らされた経験がおありでは?

水やりのタイミングがよく分からずにやりすぎることによるムレが生じて、
結果として根腐れを起こしてしまっているのです。

 

植物の根は呼吸しています。葉だけでは無いのです。

水はけの良い土と解説書には書かれているのですが、現実には相反する事が行なわれています。

最近Instagramの観葉植物の解説もこの辺りを解説され、
良い傾向に向かっている時代になっているのでは!

只肥料の施肥法、オルトランの施用がおかしな解説も中にはあるかと!!

 

 

花期
早咲きは7月から見られます。

 

 

《増やし方》
春の種子蒔きの実生を始め、初夏の挿し木もお勧め!

 

 

 

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投稿日 2023.9.6/17 2015.7.16/
投稿日 2023.9.28

 

 

 

 

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