2023年1月31日 決定版!椿の育て方(5) 基礎知識 何故?接木苗が生まれたのか!
決定版!椿の育て方(5)
基礎知識
何故?接木苗が生まれたのか!
頃は太閤秀吉の時代!
接木太夫と称号!
動画の品種は例として「桃千鳥」接木苗
根を見ていただきたく。
茶の湯が好きだった太閤秀吉!
「北野の大茶会」と学校の授業で習うほどに。
その北野の大茶会の後、立ち寄った寺に椿を送るほどに!
その時の椿は「五色八重散り椿」
寺号は「地蔵院」
椿寺で有名な!
鎌倉時代に禅宗文化として伝わった抹茶!
その後姿を変え、時の権力者のステータスシンボルとなった茶の湯。
信長は戦功のあった武将には、恩賞にそれまでの土地に変わり「茶道具」を送るまでに。
茶の湯と切っても切れぬ椿の花!
冬の茶花として。
そして椿を大事にした太閤秀吉でした。
信長の法要に「侘助椿」を植えるほどに!
その侘助椿は「利休」愛倍の椿であったとか!
その侘助椿、今でいう「胡蝶侘助」は大徳寺に。
地上部が近年枯れたとはいえ、日本一の巨木!
その侘助椿は挿し木では弱かったと見え、接木の技法が生まれたのです。
根の発根が弱く、植木産地であった宝塚山本の植木職人があみだした技法!
その技法を生み出した植木職人へ。
秀吉は「接木太夫」の称号を!
それぐらい椿にはまっていた秀吉。
後世に残すべく碑文は山本に!
その当時、限られた貴人のみ植えることができたという侘助椿!
それは武家屋敷、公家屋敷、そして禅宗寺院を始めとする大寺院に限られたのでは!
当時ワビスケツバキといえば有楽(太郎冠者)と胡蝶侘助のみだったのか?
或いは白侘助が既にあったのか?
その白侘助植木苗、石田精華園でも育てておりますが、根はビックリする程弱いのです!
ポットで一作しましても根の発根は極めて貧弱!
ワビスケツバキの系統の特性かもしれません!
胡蝶侘助の植木苗があまり流通しておらず、今後の課題です。
何故接木苗が必要だったのか?
当時の栽培技術も未熟だったのか。
屋敷の庭が広く、挿し木苗では育ちが劣るという事であったのでは!
現在見られる各地の椿の名本はやはり接木苗とのこと!
只今日、挿し木苗で充分と考えられるのは?
ヤブツバキ系の椿苗は根は丈夫なこと。
ベランダ園芸、狭い庭には挿し木苗のワビスケツバキの品種で充分ではと思う時代では!
最後に一週間前に10年ぶりの大雪。
花が寒さで痛み、タイミングの悪さをお許しください。
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投稿日 2023.2.1
撮影日 2023.1.31
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