写真を使った園主の日記です。

2020年3月21日 京都の縁日。東寺の弘法さん そこには早春を感じさせる赤の椿が咲いていました。

2020.03.21

2020年3月21日 京都の縁日。東寺の弘法さん そこには早春を感じさせる赤の椿が咲いていました。 はコメントを受け付けていません

朝日を浴びて咲く赤花八重の椿。

蝦夷錦の抜である「紅蝦夷」ではと思われる真っ赤な椿。ここバス停六孫王神社前で咲いているのでした。

いつものように北門から。お堀の側の陶器屋さんの永田さんです。通る人々はマスクを、コロナウイルスがそこに近づいている様子。

永田さんご自慢の盆栽がそこに飾られているのでした。

そして永田さん力作の小品盆栽鉢。影青染付等作家さんらしいいろいろ。

毎月楽しみに見せていただいております。

新作の山野草鉢。下草には向いているのでは。

こちらは備前風の焼き締め。
永田さんの連絡先
〒622-0322 京都府船井郡京丹波町大朴西道の下3-1 永田 隆郎

アクセサリーショップ「きょうこの店」ひさしぶりの開店。お元気にやっておられます。

手づくりのアクセサリーを販売しておられます。

アクセサリーもいろいろ、次から次へとアイデアもネタ切れでは売れなくなってしまいます。オーナーの藤田さん、ボケてはいられません。
「きょうこのお店」連絡先
605-0921 京都市東山区瓦役町51 蔵田 京子

お寺等でよく見かける紐細工。古くは中国より渡ってきた歴史とのこと。その紐細工を販売しておられるショップです。

なる程、厄除けとして結び飾りがあるわけですねえ。
「京のちいさなつまみやさん」です。

盆栽のお店、谷口さんです。今や表看板は「苔玉のお店」今月もいろいろと取り揃えておられます。

八重桜「旭山」の苔玉。今すごい人気のような。

クリスマスローズの苔玉。今やゴールドダブルも使えるようになった時代になりました。

糸ピコダブルを使っての苔玉です。

水仙の原種を使っての苔玉。この苔玉は持ち込みの作品。こうなればたいしたものです。

アセビの苔玉

デンドロビュームの原種キンギアナムの苔玉。

ヒヤシンスの苔玉。持ち込みのヒヤシンス。できるもんですねえ。飛び込みの拂草もあって味のある良い作品です。

ミニカトレアの苔玉。苔玉もいろいろ、時代とともに盆栽の副から脱却して一人歩きする時代へと。室内へ持ち込まれ、切り花感覚の時代。オシャレに楽しむという時代へと移り変わってきました。

ヤマモミジ、つまりイロハモミジでしょうか。

こちらはアメリカハナミズキでは。

キンズ。観賞用の小さなミカン。楽しめてよいものです。

ミスミソウ。別名雪割草です。やはり用土はキンポウゲ科ですので荒いムレない大きさに植えられていました。

看板の盆栽は奥の院へと。でも後方の建物をロケーションに最高の売店です。

こちらは園芸の店、大原さん。毎月滋賀県より来られています。春の草花が揃ってきれいに咲いていますが、それに比較しまして参道沿いのお店は見られなくなりました。何か五重塔が近くに見えるような錯覚を覚えます。これもコロナウイルスの影響が大きく作用しているかと。

こちらは田中さんのお店。このシーズン椿の苗に力を入れておられます。この椿は洋種タマ・ピーコック。覆輪八重咲種です。玉の浦の血を受けついでいると思われ、覆輪が徐々にかすれていきます。

佐渡紅覆輪とのこと。育てて見ないことにはその特徴がよくわかりません。

胡蝶侘助がいろいろな花容を見せてくれます。

開きかけの八重咲き「吹上紋」もう少しで開いてくれそうです。

金魚葉白侘助。長い歴史の中で金魚葉といわれる奇形葉も何タイプか生まれています。白侘助といわれていますが、花容がよく似ているところから名付けられたのでは。

西王母。北陸で生まれた品種とのことですが、歴史はそう古くはないようです。

曙。京都の伏見には古木が点在しているとか、茶席の花として古くより知られています。

正義。九州の銘花。シーボルトが持ち帰った植物の中で枯れずにヨーロッパで咲いたといわれる正義。洋椿の親の一つではと。考えられます。

初黄。黄椿の代表的な品種。ベトナム産の金花茶と鴨立沢との交配によって生まれた人気品種。

こちらは万年青屋さん。参道より撮影しておりますので、春の朝日を受けています。暑さ寒さも彼岸までとはよく行ったもので、日光も日毎に強くなってきました。

盆栽の岩本さん。やはり参道沿いに移られてのお商売です。

春の日ざしを受けて咲くユキヤナギ。春の訪れもうそこに。

そのお堀端で信楽焼のお店「無名陶器店」を開いておられるのですが、例のコロナ騒ぎ、外国人観光客の姿も見られず、あのにぎわいはどこへ行ったかの様子。

夏には蓮の花が咲くお堀。五重の塔と早春のお堀とのコラボの一日でした。

修復が終わりかけ、目隠しが除かれた大師堂です。立派になりました。

こんな桜があったかいなあ!と思わせる早春の桜。やはり時代は変わりスマホです。

大輪のきれいな桜の花。「陽光桜」と札が下げられています。

東寺さんの陽光桜、実に見事に咲いていました。

帰路向日市を通り抜けますと、いつも通るあるお寺。そこには早春に咲く白い花が咲いているのでした。そう利休梅です。

思いもかけず利休梅の花咲くこの季節。車を止め、撮影させていただきました。

茶花として利休が愛でたのでしょうか、その名も利休梅。その昔、現代のように世界中の花が見られる時代ではなかった頃、3月に咲くこの利休梅も数少ない茶花だったのでは。

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