写真を使った園主の日記です。

2019年1月21日 京の縁日 初弘法さんです。
於 京都 東寺

2019.02.28

2019年1月21日 京の縁日 初弘法さんです。

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近頃は北門からお参りすることが多くなりました。
早朝だけに寒さもあってか人出はこれからでしょうか?遠くに新幹線車両が見えます。
毎月、堀のたもとで陶器のショップを開いておられる永田さん。
夜明けというよりも夜中に丹波から出てこられるとか。それも長年やって来られるということです。
本日も初弘法にちなんで何か新作が見られるのでしょうか?楽しくお客様と対話されておられる永田さんです。
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北大門の下でショップを開いておられる「きょうこの店」のアクセサリーです。
全部手づくりで、そのアイデアには学ばなければなりません。
この「きょうこの店」のオーナーである清子さんです。
その昔、肥料の「グリーンキング」の営業しておられた時代からすれば長いお付き合いです。毎月色々と新作を作られ、見る人々の目を楽しませてくれるアクセサリーショップです。
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どうです。この愛くるしい新年のイノシシ。
農村では初回問題となっているイノシシですが、それは近年のこと。長い歴史の中で人とイノシシはこのような関係にあったのではと思います。
その愛くるしいイノシシの表情、さながらイノシシ牧場です。
一匹一匹の表情が異なり、何とも言えないこのショップの温かみが伝わってきます。
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盆栽ショップの谷口さん。
今や盆栽よりも人気のある苔玉。新春にちなんでどのような苔玉があるか楽しみです。
赤い実の成る「ソテツ」なるほど。
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盆栽素材である落葉樹であるモミジとニレケヤキでしょうか。
春に向けて楽しめます。
落葉樹の下に見るリュウノヒゲ、この季節青い実が成る自然観一杯の苔玉です。
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お茶との交配の「茶々姫」では?その早咲き椿を使った苔玉です。
見る人を楽しませてくれる椿の花。新春を彩る最適の苔玉です。
苔玉のガーデニング? スタンダード作りのギョリュウバイ、何とも奇妙な取り合わせですが、これはこれで様になっているのでは?
お寿司で言えば「アボガドのにぎり」でしょうか、新鮮な感覚になります。
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本来の「売り」の商品盆栽、色々な樹種が楽しめ、四季の変化を楽しめるものだけに愛好家も多いのですが、近頃は苔玉にお株を奪われてしまいました様です。やはり人気には勝てません。 そのようなことで再度苔玉へ。
放春花といわれるボケの苔玉。
長く楽しませてくれるのでは。
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正月にはかかせない万年青であったのですが、ここでは苔玉に。
変われば変わるものです。イミテーションでも良いのですが、赤い実があればもっと人気が…
葉芸を楽しませてくれる斑入りのツワブキ。
リュウノヒゲをあしらった表情豊かな苔玉です。
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「苔玉三兄弟」ボケと赤い実の成った万両に挟まれた黒松の苔玉、この黒松、接木苗です。
立派な素材を使われた苔玉です。
やはり赤い実の成る万両の苔玉。
江戸時代西洋の植物が見ることも育てることもできなかった時代には本邦産草木で鑑賞した時代が過去の歴史にありました。
それが古典園芸植物といわれる由縁です。
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椿の懸崖作り、春を楽しませてくれる盆栽です。 こちらはヘゴ原木の輪切り、今は見られることが少なくなりましたが、そこにシノブ、マメヅタ、そしてミヤマムギランという3種取り合わせの着生させたマニア好みの今流で言うなら「ワイルドやなあ」といった寄せ植えです。
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盆栽ショップの岩本さんです。
やっぱり最近は外人さんが主体のセールスとか、これも時代の流れ。ともかくも年々外国よりの観光客が増えているとか。盆栽も国際親善に役立っているのではと思います。
やはり流行には勝てません。今人気の苔、それを素材にした苔盆栽です。
素材はヒノキゴケとヘラシダの自然の織り成す寄せ植えです。但、少し残念なのはヒノキゴケの性質が少しわからず作ったり管理されていることですねえ。
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季節は冬、冬に咲くバイカオウレン。早春に咲くバイカオウレンですが、中には早生もあります。
いずれにしましても福寿草、クリスマスローズと同じくキンポウゲ科植物です。夏の暑さに弱い宿根草ですので、その管理をしてくださいねえ。
静寂とした「冬の東寺」、木々も落葉し、お堀も夏のハスは見られず、何とも寂しい感じの東寺さん。
でもこの冬があって春が訪れる日本の四季。その冬の一コマです。
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そのお堀の前で、滋賀県から陶器のショップをされている「無名陶器店」。ここのオーナーは女流作家さん。頑張っておられます。
元々の御出身が信楽焼の里で植木鉢も愛着があってから色々と並べられています。是非見てあげて下さい。

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