写真を使った園主の日記です。

2020年2月20日 椿 苗販売 椿の名所 洛南 城南宮(1)

2020.02.20

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その昔、京都御所の裏鬼門を守る神となったことから方除けや厄除け神として信仰されるようになった城南宮さんです。慶応4年の鳥羽・伏見の戦いの主戦場となったもこの地であったようです。この季節城南宮といえば梅ですが、当方は椿の名所として訪ねることに。

東の参道よりお参りすることに。

本殿にまずはお参りを済ませることに。この本殿近年火災に逢い消失し、再建されただけあってお社は新しく見えます。

神苑を一巡するのですが、その入口には大きな初嵐白玉がおでむかえしてくれています。

高い所に咲いている白花。少し花付きが良くないのか、淋しい咲き方です。

乙女椿も咲いていました。小枝に隠れて咲いているのもほほえましい。

その乙女椿です。この城南宮さん、椿の名は高札となっており、おくゆかしさを感じます。

次いで蝦夷錦、後でわかったことなのですが境内神苑にはこの蝦夷錦が多く見られます。

蝦夷錦より枝変わりとなった紅蝦夷です。

花は少し終わりかけていましたが白卜伴。

その白卜伴です。高札には白色 唐子咲 中輪と書かれています。12月-3月とも。

お隣りは有楽(太郎冠者)

感じよく咲いています。

胡蝶侘助の花が目に入りました。

その胡蝶侘助です。高札には紅色 白斑入り 猪口咲きとあり、12-4月とも。

白玉です。

その白玉、高札には白色 一重 筒咲き 京都の名椿 中輪と書かれています。

こちらにも白玉の花が咲いています。

かなり大きく育っているのですが、高札には初嵐と書かれ白色 一重 筒咲き 11-3月と書かれています。

たくさん咲いている白花の椿。

その中の一輪、うつむき加減に凛として咲いている白一重の椿。高札は無く、ホワイトラベルにて藪椿とされ白色一重と記されていました。

花は霜で少し痛んでおりましたが、この白色一重、素人ながら何か銘はあるのでは。

月照の白花

植えられてそう年月は経ていないのか、高札に至っておられない椿です。出所は愛知県の花です。

曙。霜で少し花が痛んでいるのですが。

高札には 曙 あけぼの 淡桃色 一重 椀咲きとされ2-3月と記されています。

その曙の開花した花です。

孔雀椿です。遅咲きの花由まだ花は見られず少し残念です。

白侘助 楚々として咲いてくれています。

加茂本阿弥。高札には白色 一重 椀咲き 2-3月と書かれています。

金華茶です。少し寒さに弱いと聞いておりましたが、城南宮辺りでは越冬するようです。

城南椿と書かれています。

濃赤色 筒咲き 小輪 2-4月と説明されています。 ヤブ椿の個体変異なのでしょうか。

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