2019年12月6日 火鉢に炭を入れました。
朝夕冷えてくる日々の生活。火鉢と炭を販売している手前、京ことばでいう「火をおこして見ました」 |
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台所にて「火起こし」に鞍馬炭特級品の「小割れ」を使い、火をおこして見ました。本来なら「からげし」といわれるその昔なら一般家庭でできる炭が着火用に使われたのですが、今や入手困難な時代です。それにて安価な鞍馬炭の小割れを使用することに。 |
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数分にて小割れの炭によく火がおこった状態になりました。ガスレンジの炎は常に弱火でしたが、着火そのものは簡単です。 |
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その後、火起こしに数分間置き、火鉢に種火として移した小割れです。 |
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火鉢には昨今見られなくなった藁灰(わら灰)を使用。この稲藁は大原野一帯の田んぼの稲を収穫時に入手。弊園にて焼いた自家製です。 |
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そして鞍馬炭の本炭を上に乗せます。 |
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数分にて炭がよくおこってきました。 |
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その炭に灰をかけ空気を遮断。こうすることによって使用目的以外に火鉢に火を入れた場合、その火を長時間持たせる工夫をいたします。朝9時30分頃に火をおこし、10時頃の事。 |
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午後2時頃の炭のおこった状態です。 |
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灰を少し取り除いた状態ですが、午後4時30分頃の炭の様子。大体燃えつきてきました。本来であれば次々と炭をたして行くのですが、今回は試験的な炭の火おこしですので、炭はたしません。 |
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午後5時 炭を広げまして、残っている状態を見ました。種火である小割りが見られます。朝9時30分頃より午後5時頃まで炭に火はついております。火鉢を使用していたその昔、炭火を長持ちさせる工夫を色々としたものです。 |