2018年3月3日 京楽焼植木鉢販売 久しぶりに長生蘭鉢の御注文をいただきました。
楽焼植木鉢の中で三つ足の無い、切高台の鉢が長生蘭つまり石斛用の鉢です。 この長生蘭鉢が楽焼で現在の形をしたのはいつ頃か不明ですが、江戸時代には無かったのではと思います。 当初はこの3号だけだったと聞いておりますが、時代とともに3.3号・3.5号も作られるようになったとか。昨今、長生蘭、石斛の人気が下火になりますとほとんど注文が入りませんでした。窯に聞いても。。 |
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3.3号の長生蘭鉢です。 | |
3.5号の長生蘭鉢です。 実は長生蘭鉢として人気がなくなる時期を境にしまして、それまで素焼き鉢メーカー「トモエ」が作っていた「切高台」が廃業する前後に作られなくなり、変わってこの長生蘭鉢の素焼き鉢が人気となり現在に至っています。 何に使用するかといいますと、富貴蘭鉢としての作り鉢です。 |