2018年1月31日 信楽焼販売 信楽焼植木鉢の新作です。
粉引(こびき)深鉢4号です。 15~16世紀に朝鮮半島で生まれた白色系の陶器です。近年信楽焼植木鉢でも焼かれるようになった一品です。鉄分の多い焼き物を白く見せるために生まれた技法です。 |
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白釉切立4.5号深鉢です。 こちらは白の土に白釉という古くより伝わる技法で焼かれています。 |
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白マット釉の中深鉢4号です。 マット釉とは表面に光沢が無い不透明な釉薬とのこと。この原理は釉薬の中に溶けきれない成分が結晶化し、光を乱反射することで不透明に見えるという現象です。 その不透明な釉薬を利用し、貫入という技法を使った近年信楽焼にも利用されてきた技法です。古くは中国宋の時代に生まれた技法でこの貫入の美しさを競った焼き物に青磁があります。 釉薬を厚くすることにより、胎土との収縮の違いによってヒビ割れを人工的に起こし、 釉薬を厚くすることにより、胎土との収縮の違いによってヒビ割れを人工的に起こし、そのヒビ割れに炭を塗り込めることによりその文様を美しく際立たせています。 |
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金彩4号セッコク鉢。 近年人気の金彩です。この鉢は金盛りという技法で盛り上がりを見せています。金彩とは古くは中国宋代に生まれ、我国には江戸時代には金を使った焼き物がたくさん生まれています。 植木鉢でいえば京楽焼に金がたくさん使われ、今は三河で焼かれていますが、江戸時代は京都で焼かれた焼き物です。 |