2019年12月10日 信楽焼 植木鉢 新入荷の御紹介
茶窯変ソリ型 6号 |
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円錐形をした変形鉢。その焼き上がりをみておりますと登窯時代の窯変をイメージ化して焼成してあるかと考えられます。 |
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薪の炎によってその灰が自然釉となり植木鉢の意匠となっています。 |
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そのガラス状となった状態をビードロと表現しています。そこには信楽焼でしか見られない長石珪石による石ハゼが見られます。 |
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斜め上から見た鉢の内側です。 |
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上部から鉢底を見せています。 |
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植木鉢を反転させ、底面を見せています。 |
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底は一ヶ所だけの切高台。やはりオシャレに作ってあります。土色を見ますと信楽赤土の使用では考えられます。多肉植物の塊茎植物等を植えますと更にオシャレでは。 |
緑彩ビードロ 8号 |
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聞けばクリスマスローズ用にというイメージで製作された従来にない和風から脱却した鉢をねらわれています。以前より見かけたのはクリスマスローズの人気と合わせば納得。 |
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クリスマスローズの鉢というコンセプトでありますが、そこは信楽焼。やはり海外のガーデニングに向いた植木鉢と比較して窯変からのイメージはどうしてもつきまとってしまっています。そこが信楽焼の良いところでもあるかもしれません。 |
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緑彩とは登窯時代考えられない釉薬でしたがガス釜の時代になりますと釉薬も多様化。でもその表現には信楽焼でしか見られない長石珪石による石ハゼを見せているところがやはり信楽焼です。 |
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斜め上から見たところです。 |
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鉢底を見せた上からの画像です。 |
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鉢を反転させ底面を上にしたところです。 |
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裏面です。三ヶ所の切り高台。標準的な仕様。クリスマスローズの原種を見ますと洋種山野草といわれる山野草の範中に入るそのもの。原種を始め小型のハイブリッドには最適の一つとも考えられます。 |
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クリスマスローズはとっても水はけを好むキンポウゲ科植物。鉢底にはサヤをおつけいたします。 |