写真を使った園主の日記です。

2022年12月20日 決定版!苔の育て方(20) 『スギゴケ』その(5) 茶畑とスギゴケのマッチング!

2022.12.22

2022年12月20日 決定版!苔の育て方(20) 『スギゴケ』その(5) 茶畑とスギゴケのマッチング! はコメントを受け付けていません

 

 

決定版!苔の育て方(20)

『スギゴケ』その(5)

 

 

 

 

 

茶畑とスギゴケのマッチング!

 

 

 

ここは朝宮茶!!

 

スギゴケが育つ環境を、決定的にとらえています。

冬の休眠期ですので多少はお許しください!

 

 

広大な茶畑!
その裾のところにスギゴケが育っているのです!

つまりは茶畑に降りそそいだ雨水が、

茶畑に浸み込み、この裾の辺りで噴き出しているのです。

 

スギゴケは水を好んで育ちます!
何回も説明しますが。

 

この景色をところ変えて、京都の苔寺と!

想像していただきますと、なるほどと!!

 

自然ではスギゴケが見られるところは、このようにバックグラウンドが有ってこそ!

 

(1)山へ行く

(2)盆地のすその

 

等では?

当京都盆地では、千年の都。

その間に文化の発展!
多くの社寺!

その社寺と庭園。

その庭園、盆地という条件に苔が育つという最高のマッチングに!

 

そのことを理解しないでスギゴケを貼る。

観光地で苔の美しさに感動!

家庭の庭に、小さな庭であってもオシャレになる!
と思い込んでしまい!

それから一年!
茶色くなつた姿が!

 

それが現実的では?

いくらスギゴケには黒土が良いと説明されても!
この茶畑は花崗岩地帯。

スギゴケという苔は土質を選びません!
選んでいるのは水だけ!

 

スギゴケを販売している手前、このことをいつもお伝えしておりますが!

 

ホームページでの解説は玉石混合!
あまりにも呆れる内容も。

 

ダメなのは水はけの良い「火山灰土壌」
どこかの植木屋さんの「砂を入れる」

 

そのようなことでスギゴケの育て方。

 

御理解いただけましたでしょうか?

 

 

#石田精華園
投稿日 2022.12.22
撮影日 2022.12.20

 

 

 

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