2023年3月8/11/26日 4月4日 etc. 椿の花 春咲きの椿(3) 『卜伴錦』
椿の花 春咲きの椿(3)
『卜伴錦』
日本の文化を支えて来た椿の花
紅唐子の実生品種を探る!
本日は極めてマニアックなお話し!
卜伴錦、偶然にも入手できた品種!
画像のトップ。
その卜伴錦の花をよく見ますと、白斑にも見えるところから「卜伴の白斑」
錦とは以前解説した斑入り品種の特徴!
では母品種の卜伴とは名前からして「紅卜伴」!
紅卜伴とは中京地区辺りの「紅唐子」の別名。
本来なら紅唐子が流通しなければならないのですが?
全く違っていたのです。
そう考えますと謎が解けて来ました。
花鉢花の流通を担っている花キ園芸市場では紅唐子は本来のものではなく、
紅卜伴といわれて生産されている画像⑵の品種が流通!
只どの系統が流通しているのか?疑問があるところです。
多分ネットショップでも、ホームセンター、ガーデニングセンター等で見られるのでは?
日本ツバキ協会では混乱を避ける意味で「秋咲紅唐子と!
紅卜伴の本来の呼び名の紅唐子を使用。
苦肉の策とは言えよく整理されたなぁと!
愛知県下植木産地で本年2023年入手した紅卜伴。
その画像(2)をよく見ますと鉢花で見る画像⑴とよく似た品種!
その(1)と(2)をよく見ますと以前入手していた紅卜伴(3)のグループ
10株が1ロット。
1個体の増殖でなければならないのですが、花はバラバラ!
つまりは実生された個体変異であることがわかります。
そのバラバラの紅卜伴を見て入手していたのですが、謎解きは段々と!
つまりは卜伴錦を入手してわかったことですが、③のグループとよく似た品種であって、
その選抜品種であろうと考えるのです!
そう考えると古い歴史の中で、一軒の生産ナーセリーで
実生品種の兄弟を長年の間
よく保存されていたなぁ!と
実生は何回されたのか?
ご紹介していない個体もあり、或いは昔の話しですから知らない個体もあったことは容易に考えられます。
次々と咲く花に交配されたのか?
そして究極の個体が「絞り唐子」
やはりその名からして紅唐子の実生品種!
只その(1)と(2)では花はそっくりなのですが、開花期は全く別物!
別個体としか思えない程。
日本ツバキ協会の解説では江戸の産地と!
古くからあったのか?
関西では錦蓑。
中京では絞り卜伴
と呼ばれていると!
恐らくは江戸では無く、当時の尾張では?
何故なら実生兄弟が現在でもたくさん見られるからです。
或いは江戸と尾張で共に品種改良されたのかもしれませんが、名前が付く前から流通したのでは?
各地で別品種となった訳は!
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投稿日 2023.4.5
撮影日 2023.3.8/11/26 4.4.etc.
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