写真を使った園主の日記です。

2019年10月21日 京都の縁日 東寺の弘法さん

2019.10.21

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本日は曇空。お参りする時刻が遅いということもあってか、大勢の人でした。
いつものように、お堀端にお店を構えておられる焼きものの永田さんをお訪ね。
本日はこのような飾りつけがしてあるのでした。
といいつつても当方の興味があるのは、やはりこの盆栽です。毎月同じ盆栽ですが、見飽きぬ楽しみがあります。
そして盆栽鉢が飾られています。何か新作があるような。
真柏です。樹妙が少しずつですが変化しているような。
北大門の下でアクセサリーショップをされている「きょうこの店」さんですが、本日は人通りも多く、お話する間もなく通りすぎてしまいました。
その北大門です。
北大門をくぐり左に折れ、東門の方へ向かって行きますと園芸コーナーです。
盆栽のお店谷口さんです。苔玉がたくさん並んで華やかな秋の競演です。
少し色付いてきましたヒナンカズラの苔玉、きれいに色付く頃には売れてしまってしまっているのでは。
紫に美しく色づいたコムラサキの苔玉。
赤い花のブーゲンビリアです。夏の間楽しめる数少ない樹種ですが、これからは花が少なくなるのでは。
色づくのには少し早いコトネアスターとダイモンジソウの寄せ植えです。
こちらは真珠の木です。
椿の芸である梵天といわれる葉の奇形を楽しむ苔玉。花の咲く頃には売れているのでは。
ダイモンジソウの白花。よく見ますと作り込みです。この暑い夏を乗り越え、葉もいたまず咲かせているダイモンジソウ。育て方が上手であることはいうまでもありませんが、本来の苔玉の楽しみ方を見せてくれていいます。
黒松の苔玉。 季節的にこれからでしょうか。
曲付きのモミジ。これから色付ききれいな紅葉となるのですが、何んといっても葉をいためないで夏越しされたことが注意点です。
リンドウの苔玉。矮性種のシンキリシマリンドウでは思います。
カランコエの苔玉。この季節を楽しむには充分な材料では。
ミンカトレアの苔玉。毎年花を咲かせるには少し苦労いたします。
ヤンバル何とかといわれた苔玉。実が色づきこれから楽しめます。
苔玉ではありませんが、キイジョウロウホトトギス。葉を少しも傷めずにここまで育てるにはたいしたものです。
ヒメラッキョ、ダイモンジソウ、スゲ等の寄せの苔玉。持ち込められたものであって本来の苔玉のあるべき姿です。
セッコクの木付け、活着させて何年も経て立派に育っています。
ホトトギス、ヒメラッキョ、それに野生のヒメダデ等の寄せ。毎年育ってくれますと楽しみです。
ウラジロです。胞子播きから育てあげられたのでしょうか、なかなか見ることのできない鉢育ちのウラジロでした。
なかなかおもしろいアイデアのダイモンジソウの苔玉です。フジツボを配合してあって楽しむには良いアイデアです。
石付けの野趣あふれる寄せ植えです。ラッキョ、ダイモンジソウ、スゲ、白花のヒメタデ等が寄せ植えされています。
ミセバヤの根洗い。ここに至るまでに長い年月が。当初鉢植で育てられていたミセバヤ。それを抜いて浅鉢に植替えられたアイデアは作られた方の卓越した技術とアイデア。長年作り込まれる間に、飛び込みのスゲとなかな簡単に作れるものではありません。
ソゲ石でしょうか。ヤシュウハナゼキショウ、ヤブコウジ、それにマメヅタとここに至るまでの長年の経験がものをいってる作品です。
紅葉するコマユミとハナゼキショウ、それに長年の間、飛び込みのダイモンジソウという、組み合わせの寄せ植えといいますか、苔玉といっても良いのか、アイデアそのものです。
こちらは信楽焼のサヤ(匣鉢)を利用したスギゴケの苔盆栽。当初は何かいなあと思ったのですがよく見るとウマスギゴケでした。
そこにダイモンジソウの飛び込みがあったり、スゲがあったりでなかなかどうして、飾れますねえ。
裏側をみますとこのサヤなかなかのものです。ビードロにくっつき、そして高温で焼かれた変形と、かなり作者の目が効いた作品です。但少し惜しまれるのは、底に穴をあけられたのではと思います。排水がよすぎて水を好むウマスギゴケにとって生育不良が見られます。底穴をあけないことがよかったように思います。
ツルリンドウの花です。見事な作です。 夏も焼かずこの季節咲かすとはお見事ですねえ。
こちらは本職の小品盆栽。少しさびしげにしている盆栽です。
その中にあって花を咲かせる十月桜の盆栽。
こちらの十月桜。谷渡り的に流されて気持ち良く咲いているのでは。
こちらは滋賀県から来られている園芸店の大原さん。秋の商材がいっぱいです。
万年青のお店です。最近はおもとだけではなく、色々と扱っておられるのでは。
お堀のハスもなくなり、そこにはカモが。
エサをさがしているのでしょうか。
気持ちよくスイスイと泳いでいるカモさんのグループです。
この時間帯になりますとにぎわいを見せる「無名陶器のお店」滋賀県から来られています。
以前よりあった橋のような焼きもの。何に使用するのかなあと思っておりましたが、植木鉢を並べる花台です。オシャレな作りです。
来年春まで冬支度のお堀です。 夏の蓮もきれいに掃除され、今咲いていたとは思えないお堀です。

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