写真を使った園主の日記です。

2018年7月18日 湖南アルプスを訪ねる(4) 
山野草、食虫植物、苔・コケ植物等いろいろ

2018.07.18

2018年7月18日 湖南アルプスを訪ねる(4) 

山野草、食虫植物、苔・コケ植物等いろいろ
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次に出会った池は鉄分が酸化しているのか赤池です。そう大きな池ではありませんが。 でもその周辺の湿地にはサギソウが育っています。
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ミミカキグサも花が咲き、そこへハッチョウトンボが翅を休ませてとまっています。 またとないシャッターチャンス。うまく撮れているでしょうか。
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水際にもミミカキグサが。株元には株が広がっている様子が分かります。 ここにもホザキノミミカキグサが咲いているのでした。
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サギソウがあちらこちらに。 モウセンゴケやらミミカキグサやら、野生植物の楽園へ来た感じがします。
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ミズゴケをバックに、モウセンゴケが次々と咲いていました。 ミズゴケの中にバイカオウレンの株が混生しているのを発見。やはりキンポウゲ科、自然では涼しさを求めてこのように生育しています。一般的には夏休眠するバイカオウレンもここでは休眠していないようです。
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モウセンゴケの類もこのようにたくさん見られました。 池の周りの木陰にはミズゴケが群落をなしています。
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松の根本をよく見ますとヤマトキソウが。 ヤマトフデゴケとフデゴケの混生がやはりここでも見られます。涼しさが大事なのでは。都会ではすこし無理な環境です。
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ここで帰路へ。元の道を下山。山道のわきにはオオシラガゴケが見られ、比較的うす暗く、多湿を好んでいる様子が伺えます。 そしてササユリの葉一枚。普通なら本年発芽と言いたいところですが、自然界では何年も経ているのでは。
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ヤマゴケのホソバオキナゴケ。乾燥を好むように見られます。半日陰で風通しもよく、なにかヒントになりそうです。 登山道にもホソバオキナゴケが見られ、水はけが良いのかなぁと思います。
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もう山ではハギが咲き始めていました。 斜面には五葉松の実生苗があちらこちらに育っている姿が見られ、盆栽をやる方々にとってはうらやましい限りではと思います。
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ネジバナもかわいく咲いていました。山で見るネジバナもよいものです。 乾燥したハイゴケ。チリチリとなり見る影もありませんが、暑い夏の管理法もなるほど、むやみに水をやらないことです。しかし我々販売業者としては、一般の方々に販売する際にどのように理解をしていただくかということになります。
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側溝のコンクリート面に見られた小形のホウオウゴケ。ここでしか見ることができませんでした。 車が留められるところまで下山。そこにはシノブゴケが見られるのでした。やはりより暗く多湿を好むシノブゴケだけに、上では見られない苔でした。

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