写真を使った園主の日記です。

2023年3月26日 椿の花 早咲き椿(61) 『紅唐子(日光、紅卜半)』(於:霊鑑寺)

2023.04.02

2023年3月26日 椿の花 早咲き椿(61) 『紅唐子(日光、紅卜半)』(於:霊鑑寺) はコメントを受け付けていません

 

 

椿の花 早咲き椿(61)

『紅唐子(日光、紅卜半)』

(於:霊鑑寺)

 

日本の文化を支えてきた椿の花

 

 

京都では古くから「日光」(じつこう)と呼ばれてきました!

 

ここ霊鑑寺には樹齢400年といわれる

巨樹の日光が育っていたのですが、

2015年に惜しくも枯死してしまいました。

 

その巨樹から子株が育っていたのが現在の日光!

 

承応3年(1654)、後水尾天皇が「円城山霊鑑寺」の山号と寺号を勅許し、

同時に皇女浄法身院宮宗澄を得度入寺させたことより始まり、と解説。

 

日光は樹齢400年と推測されたのは開山時に植えられたであろうと。

そして後水尾天皇が椿好きであったことにより、ご遺愛と考えられたのでは?

 

その巨樹が枯れたということにより、日本一の日光が無くなり残念なことに。
子株が生き残ったことが幸いでした!

 

そう考えますと日光(紅唐子)は江戸時代初期にはすでに作出されていた当時の新花!

 

その日光(紅唐子)は江戸で生まれたであろうと考えられている椿。

 

江戸幕府は東福門院入内と当時の政治的配慮により幕府の手により運ばれたのでは?

何しろ幕府は相当な資金を禁裏へ!

 

 

 

話しは変わりますが徳川御三家筆頭の尾張、現在の愛知県は大の植木産地。

そこでは紅唐子を「紅卜伴」と!

その事が後々問題となってきています。

 

その問題とは?

「卜伴錦」の解説をお楽しみに?!

 

 

 

花期

来歴

 

 

 

椿の植木苗は活着が少し難しいところがあります。

植木屋泣かせと呼ばれている所以です。

 

それは椿が大の水を好み、水はけをも好む性質です。

植え方、育て方は石田精華園花木(1)ヒメシデコブシをご参照下さい!

 

 

 

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投稿日 2023.4.1
撮影日 2023.3.26

 

 

 

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