2022年10月17日 信楽焼 八景(2) 幽玄の世界 雲居窯 信楽焼伝統工芸士 藤本 秀氏 窯焚き 穴窯
信楽焼 八景(2)
幽玄の世界 雲居窯
信楽焼伝統工芸士 藤本 秀氏 窯焚き 穴窯
今宵は窯焼きの最終日。
クライマックスに差し掛かかろうとするその時、「火花が綺麗」と藤本氏。
さっそく撮影させていただいたのがこの画像。
おかげさまで最高のシャッターチャンスを掴むことができました。
火柱の炎、最後の薪をくべるタイミングを見計らっておられたのか？
当方にとっては不可解そのもの。
窯の炎は空気を吸い込んでの酸化、酸欠による還元。
窯の中は渦巻いているのでは？
その炎と信楽の土が出逢うことにより、
絶妙な味を逃さなかったのは安土桃山の時代の茶人でした。
それまでの唐物と言われた中国からの輸入品だけの世界から信楽焼、
穴窯から生まれた茶陶がその後の影響は計り知れぬものがあったのでは。
