2020年1月29日 苔販売 苔の生育地を訪ねる 於 滋賀県 国道307号線
|
ここは茶畑の見える信楽町のある所。茶畑は信楽町、信楽町といえば朝宮茶です。そして朝宮茶は宇治へ買い取られ、宇治茶の名で全国へ。やはり谷間の湿気が高く、霧も出る日照条件。高品質のお茶ができます。茶の木といえばツバキ属。やはりツバキ属は本来半日陰を好む植物と思われます。話は変わりますが、そんな環境で苔もよく育っています。本日はスナゴケを観察。 |
|
これはヤマトフデゴケです。スナゴケに混じって生育しています。 |
|
スナゴケとヤマトフデゴケ、不思議な取り合わせです。 |
|
あちらこちらにスナゴケの中にヤマトフデゴケ。スナゴケは水はけの良いところを好みます。ヤマトフデゴケはそれなりの湿気。おそらくは2種の苔の限界点が重なり合っているところでは。 |
|
ハイゴケです。ハイゴケはどちらかというと明るい湿気のあるところを好みます。 |
|
ハイゴケとスナゴケ、この2種も湿気が高く明るいところを好みますのでその限界点にあるかと。そのようなことで3種類の苔が見られるいわば貴重な生育地です。 |
|
スナゴケは水はけを好む性質由、アスファルトの上に育っています。でもコンクリートの上には育ちにくいようです。コンクリートの原料は切開。石灰といえばアルカリ性です。その辺りが関係しているのかもしれません。 |