写真を使った園主の日記です。

2018年12月28日 苔・コケ販売 シダ植物販売  生育地を訪ねる(4)
於 和歌山県 

2019.02.14

2018年12月28日 苔・コケ販売 シダ植物販売  生育地を訪ねる(4)

於 和歌山県 
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遠目からも杉の大木に着生するように育っているそれは美しい苔に出会いました。
近づくとヤマゴケのホソバオキナゴケとも違う初めて見るコケでした。色々とあるものだなあと感心して見てしまいました。
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背面の岩場には何やらシダらしきものが見えるのでした。
近づいて見ると、チャセンシダのようにも見えるシダがびっしりと育っているのでした。
そこには間違いなくチャセンシダと小型のホウオウゴケが見られるのでした。
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さらに観察していきますとクジャクゴケが見られるのでした。
どうもこの谷は一面クジャクゴケの生育地であったことがわかります。
そのアップ画像です。
このようなクジャクゴケの生態に出会えたものと感激も忘れ、ひたすらナイスショットにカメラアングルを構えました結果、この写真でした。
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初めて見るチャセンシダの大群落、このように目に入ることはもう二度とないのではと思いながら観察するのでした。 崖に生育するチャセンシダは普段見慣れたポット栽培のチャセンシダと趣が異なり、野生味たっぷり「ワイルドやなぁ」と思わずことばが出そうなチャセンシダです。
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少しよく育っているチャセンシダです。
私的に言いますと、小型で締まっているタイプが好みなのですが、きっと日照条件、栄養状態等が関係するのでは。
チャセンシダ、クジャクゴケ、トサカホウオウゴケ等のコラボのある岩肌、貴重な現地の自然の生態に感謝するばかりです。
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どうです。このエレガントなクジャクゴケ、苔の貴婦人と形容されても良いのではと思います。
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この大木の杉の木には様々な苔が育っています。
今後色々と調べていきたいと思います。
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あたりを見ますと、トサカホウオウゴケにゼニゴケ或いはジャゴケのコラボも見られるのでした。 生育中のアブラゴケです。これまでに確認できたアブラゴケは、一箇所の生育地で数個体しか確認できませんでした。しかしこの岩肌では環境がより良いと見え、それなりの塊となって生育しています。
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それらの生育する岩肌です。 そしてその全体像の山肌です。
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谷間の林道にはこのようにハイゴケが見られました。 こちらはシノブゴケ、見た感じではアオシノブゴケではと思えるのですが。
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開けた谷間に出ますと、その崖に少し変わったコケが。 ウスバゼニゴケでしょうか。先端で二又に分岐する淡緑葉に、フリル状の切れ込みが印象的でした。蒴は蝸牛のツノのようです。
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道路沿いにはコスギゴケが育っていました。 胞子から見ましても、コスギゴケ、シノブゴケの生育する環境とはかなり暗いような。
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この紅葉する苔はといいますと、ツヤゴケではと思います。
何しろアントシアニンという色素を含んでおり、紅葉する苔ですから。
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そして上を見ますと、秋の実ものである野生の「サネカズラ」、別名ビナンカズラの結実した赤い房状の実が目に留まるのでした。
赤い実をした株を入手しても次の年には実が成らないとよく言われますが、雌雄異株。やはり花粉親が必要な樹木であることからやはり雌木1株ではと思います。
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次々と現れる岩場、そこにはミツデウラボシおが岩にへばりつくように育っている姿がありました。
日陰で空中湿度が高いというのが一つのポイントになっているのではと思います。

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