そして1ケースだけが特に変わってきたなあと思っていましたところ、
鑑定の結果、ナガバシッポゴケに完全に入れ替わっていました。
シッポゴケはかなり湿潤を好み、弊園でも半分プール状態に管理しておりまして、よく育ちます。
その環境がヤマトフデゴケを退化させ、シッポゴケの好む環境を作り出してしまいました。
人手が足りないと言ってはおられません。
やはり今後は入荷しましたなら水はけの良いトレーに移して管理してやることに決めました。
ともかくもフデゴケ、ヤマトフデゴケは環境を好み、管理が難しいコケであることはよくわかっていたのですが……。
これも失敗は成功の元といいます。自然ではなかなか入手できないナガバシッポゴケも育ったことだし、何事も経験。
テラリウムをおやりになるみなさまもご注意してくださいねえ。 |