2018年11月29日 苔・コケ販売 ヤマトフデゴケを育ててみましたなら?
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ヤマトフデゴケを9月に入手。何トレーかあったのですが、
採取業者の特徴で常にビニールを敷いてくれるのですが、結果として思わぬことになる時があります。
今回もそのうちの1~2トレーを見ましたところ、ヤマトフデゴケ以外にも他のコケが生長している様子。
それは何かといいますと、ビニールを敷いていますと水が溜まってしまい水漬状態。
そうなりますとヤマトフデゴケは生育環境が変わり、他のコケと入れ替わってしまうということになります。
ヤマトフデゴケ以外にも「ナガバシッポゴケ」が生えてきました。(鑑定の結果です) |
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そして1ケースだけが特に変わってきたなあと思っていましたところ、
鑑定の結果、ナガバシッポゴケに完全に入れ替わっていました。
シッポゴケはかなり湿潤を好み、弊園でも半分プール状態に管理しておりまして、よく育ちます。
その環境がヤマトフデゴケを退化させ、シッポゴケの好む環境を作り出してしまいました。
人手が足りないと言ってはおられません。
やはり今後は入荷しましたなら水はけの良いトレーに移して管理してやることに決めました。
ともかくもフデゴケ、ヤマトフデゴケは環境を好み、管理が難しいコケであることはよくわかっていたのですが……。
これも失敗は成功の元といいます。自然ではなかなか入手できないナガバシッポゴケも育ったことだし、何事も経験。
テラリウムをおやりになるみなさまもご注意してくださいねえ。 |