2018年11月26日 苔・コケ販売 オオカサゴケを育ててみました。
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昨年秋に入手したオオカサゴケ、和歌山県紀南産と思われます。冬の間はハウス内に入れ、凍結を防いだのですが、
本年夏の暑さには耐暑性が無いのか、地上部は枯れ、休眠状態に。
ところが秋、気が付けばカサをたくさん広げた姿が目に付くではありませんか。
採取業者にたずねましても、やはり夏の間現地でも姿が見えなかったとか。
涼しい山間地のことは不明ですが、夏休眠型のコケなのでしょうか。 |
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少しその育てましたオオカサゴケを取り出しましたところ、
地下茎(一次茎)から二次茎を次々と出している姿のオオカサゴケが見られるのでした。
やはり少し肥培しますとこのような状態になるのが分かります。
やはり苔もコケ植物です。一般の植物と何ら変わりがないことが分かります。 |
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夏の暑さに弱いタマゴケ。秋以降涼しくなってからのタマゴケは絶好調。
今回の中パックのタマゴケも近々に入荷したものです。 |
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オオカサゴケを育てますと、やはりシノブゴケが育ってきます。多分アオシノブゴケではと思いますが、
それよりもこのオオカサゴケ、当初は滋賀県で採取した折には小型でしたので
オオカサゴケではなく、カサゴケかと思っておりました。
ところが正式に鑑定してもらいましたところ、オオカサゴケの小型タイプとか。思わぬことでした。 |
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こちらのオオカサゴケも一年育てますと、やはりシノブゴケが育ってきました。
やはりオオカサゴケの育て方にはシノブゴケが合うことが分かります。 |