2018年8月31日 苔・コケ販売滋賀県 竜王町 石部神社に見るヤマトフデゴケ
実はサギソウが咲いているということで観察に行くことに。
そして集合場所はこの神社に。 |
立派なお社。農耕の神として、
近在の農民の信仰を集めていたことと思われます。 |
境内を見ますと、自然石を積み上げた灯篭にハイゴケが育っているのでした。
夏だけに雨も無く、休眠状態のハイゴケ、色は青々としてハイゴケの育て方を教えてくれています。 何事も自然に学ぶ、特に苔はそのことが大事かと思います。 |
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お社をお守りしている狛犬、遠くインド、ペルシャから伝わった獅子の座像です。
よく見ますとヤマトフデゴケが、やはり休眠した状態で育っているのでした。 おそらくはこの神が降りるとされるこの鏡山のどこかにヤマトフデゴケが生育しており、その胞子から生まれたのでは。 この生育を見ますとやはり好日性に近いことが分かります。 |
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お参りも済ませ、これからこの山へと階段を下りますと大木が。そこにはウチワゴケが見られるのです。
ご案内いただいた方より「今は休眠状態ですが」とのこと。 きっと雨の後にお参りをしますときれいに育っているウチワゴケが見られるのではと思います。 |
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サギソウの咲く湿原のある山への入り口です。そしてそこにはシッポゴケが生育しているのでした。 | |
こんなに身近にシッポゴケが見られるとは。
乾燥した休眠状態のシッポゴケですが、ヤマトフデゴケといいやはりシッポゴケ科はやや明るい日陰が好みなのでしょうか。 |