2018年6月15日 苔・コケ販売 春から引き続き生長が見られます。
オオカサゴケの発送です。5月下旬に入荷した和歌山県紀南産のオオカサゴケ。深山幽谷に生育していたと思われます。平地の弊園では地上部は枯れ休眠状態。その株をお送りしたのではお客様より不評を買います。販売する側も苦労が絶えません。テラリウムにはこのシノブゴケとのコラボが最適かと思います。 | 天然ハイゴケ中パック。 少し養生しており、緑色の良い色をしております。 |
スナゴケ大トレーです。従来採取品を販売しておりましたスナゴケですが、弊園では昨年よりスナゴケの生産に力を入れ、少しでも皆さまにより美しい本来のスナゴケを見ていただきたく注力しております商品です。 | |
スナゴケ小トレーです。同じく、美しい本来のスナゴケをみなさまにお届けするよう一年がかりで生産。2年3年と経ますとより美しくなるのですが、現在もご注文があれば発送しております。 | |
ヒノキゴケ交じりのハイゴケを一年養生しました。ネットを敷きそこにハイゴケを広げて一年。乾燥に強いハイゴケはそれなりに育ていますがヒノキゴケは乾燥に弱く、枯れた状態。ヒノキゴケの育て方のヒントがここにあります。そして思わぬお客様、シッポゴケの出現です。 | |
このシッポゴケも乾燥に弱いと思われ、昨年は見ることが出来なかったのですが、本年は春からしっかり水やりをしますとエンジンがかかったのか思わぬ生長にびっくりしました。きっとテラリウム等でしっかり管理された場合このようなことが起こるのでは。 | |
ヤマトフデゴケ。昨年の今頃、6月にフデゴケの大量注文を受注。受けた当方も採取業者もフデゴケは初めて、しかし採ってきたのでした。今思えばフデゴケでもヤマトフデゴケであったのですが、青々としてとても美しいもの以外にも、真っ黒になった枯れた状態のものもあったり、「おまけ」としてショッピングバッグに入った小さな小さなフデゴケのくずのようなものも受け取りました。 そこから選別し、分厚く緑の美しいものだけを出荷、残りは何も分からないまま一年養生したのです。するといつのまにか緑の美しいヤマトフデゴケになっていました。本当に苔というのは枯れません。されど環境が合わないと消えていくのが苔です。 |