2018年5月26日 苔・コケ販売 春の生長が見られる苔たちです。
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ジガバチソウといわれる小型野生ランの入荷があったのですが、よく見るとその植え込み材はなんと本物のフデゴケです。稀少なフデゴケ、おどろいて思わず「採れたところは?」と聞くと「新宮の方」とのこと。再度チャレンジしたくなりました。 |
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ムクムクゴケの入荷です。冬のあいだ凍りついていたムクムクゴケも今やしっとりしています。 |
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そのトレーの中に見慣れぬコケが。同じムクムクゴケの仲間か? 今後勉強することがまたひとつ増えました。 |
アラハシラガゴケといわれるヤマゴケの入荷です。意外と人気があり驚かされます。 |
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何年か前にオオカサゴケが入荷していたのですが、その管理方法がわからずただ水をやっているだけの毎日でした。その入荷時はというと、パンの入っている大きなプラスチック箱の底に赤玉土の中粒が敷いてあって、その植えにコケまみれのオオカサゴケが大きなコロニーを作っていました。しかし毎年オオカサゴケが少なくなり、そして夏には枯れてしまったので、思い切って水漬け状態。この季節芽吹きしてくれました。周りはシノブゴケとコツボゴケ、どれも美しい苔たちです。 |
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それではと思い他のオオカサゴケが育っている苔トレーを見ますと、新しい芽吹きが見られるのです。何となく管理法がわかったというか、一安心です。 |
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こちらは弊園の戸外にて越冬したクジャクゴケです。冬の間寒気がきびしく、しかも風が強いため、苔にとっては最悪。本当に見る影もない状態でしたが、今は元気に育ってくれています。 |
コウヤノマンネングサの新芽です。この株でここへ来て三年目でしょうか? よく育ってくれています。今は緑々なのですが、無肥料で育てていますと秋には茶色く変色し焼けやすいようになります。自然界では腐葉土中のミネラルの補給をうけ、青さを保っているのですが、やはり人工栽培では肥料の補給がかかせません。コケ植物もやはり植物です。 |
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コツボゴケです。この苔も作りづらい苔でした。それでもこうやって新芽を吹いてくれていますので、夏越しをどのようにするか、本年再チャレンジです。 |
オオカサゴケとシノブゴケのコラボ。テラリウムには理想的なオオカサゴケの寄せ植え。この季節の御注文にはこのような状態でお送りできるよう栽培法を考えてみます。 |