写真を使った園主の日記です。

2023年1月15日 決定版!苔の育て方(23) 『オオカサゴケ』 その(4)

2023.01.15

2023年1月15日 決定版!苔の育て方(23) 『オオカサゴケ』 その(4) はコメントを受け付けていません

 

 

決定版!苔の育て方(23)

『オオカサゴケ』 その(4)

 

 

 

 

苔の中で育つオオカサゴケ!

 

 

苔の販売して以来、このような大きな一枚もののオオカサゴケと他の苔との共生した苔の塊りは初めての入手!

 

持って来てくれた採取人も初めてのこととの事!

 

実は今までも稀に有ることにはあったのですが、紹介するレベルではありませんでした。

 

今回この大きな塊りで証明できるのでは?
つまり当方の解説の中で、前回腐葉土が最適と!

 

実はその意味するところは、オオカサゴケの仮根、第一次茎と言いますがその仮根は腐葉土の層に長く伸ばしています。

他にコウヤノマンネングサ、カサゴケモドキ、フロウソウ等も同様ですね!

 

何も腐葉土を特別好んでいるわけでは無いのです!

その証明をどのように解説をしょうかと!
考えていました。

 

それが正月の初荷で持って来てくれたのですから、「春から縁起がいい」と昔からの言葉通りに!

 

第一次茎と言われる仮根は腐葉土の中の空気が必要だったのです!

 

それにて昨年の春、
コウヤノマンネングサ等の第一次茎の長い形質の苔用に、専用の培養土を売り出しました!

 

やはり昨秋の事、
お便りに「オオカサゴケ」がどうもできない」との事!

それにて早々に投稿したわけです!

 

原因は色々あるかと!

その一つとして、培養土が細かすぎて、空気を通さなかったのでは?
つまり通気性が良くなかったのでは?

 

植物全般に言えることですが、通気性が劣ると生育も劣る、という共通性の問題になって来ます!

 

その事の証明をしてくれました今回の苔でした。

 

ちなみにトレー1枚目は?
ホンシノブゴケでは。

2枚目は?
主体はフトリュウビゴケでは?

3枚目も同様かと?

 

ですからコウヤノマンネングサ、オオカサゴケ等の水中化は理屈から言っても無理な事では?

 

最後にこの大きな塊り、大きな水槽のテラリウム、或いはビバリウムに向いていませんか?

 

 

 

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投稿日 2023.1.15.
撮影日 2023.1.15

 

 

 

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