2018年11月8日 水生植物・食虫植物販売 晩秋のタヌキモ属(1)
東北産のイトタヌキモ、サンポット80にて自然の川の水にて育てておりました
イヌタヌキモですが、早や休眠してしまいました。 田土の入ったポットにて蓮を育てておりましたポットも肥料分はカスカスなのか、アオミドロ等発生いたしません。 富栄養化していないのですが、その分冬至草である珠芽の発生は少ないように思われます。 |
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元々はムジナモを育てていたサンポット80だったのですが、ムジナモは絶滅危惧種になってしまいましたので他のポットへ。
今はミカワタヌキモ(兵庫県産)がこんなに繁茂してしまいました。 冬の間に凍結して消えてしまい一年草状態でほんのわずかに残っていたものがこんなに増えました。 そして早や休眠状態になったイヌタヌキモが珠芽の状態になってしまいました。 この冬の間に凍らないハウスへミカワタヌキモを移したいと考えております。 |
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ムジナモが育っているサンポット80。晩秋ともなりますとムジナモもいよいよ越冬準備に入ってきました。
段々とトカゲのシッポ切りのような状態になり、生育は止まってきております。 そしてほんのわずか残っておりましたミカワタヌキモ(兵庫県産)も秋に生長し、 アオミドロに巻き込まれていた状態を脱け出しています。 おそらく富栄養化状態であれば一面に増殖していたものと思われます。いわばカスカスの状態ですねえ。 そのような状態でしたので、本年のムジナモはあまり増えませんでした。 |
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昨年はオニバスポットでムジナモ、イトタヌキモ、そして少々のミカワタヌキモでしたが、
本年は富栄養化を防ぐためにオニバスポットを春から出して育てました。 おかげでアオミドロ等の発生もなく、ミカワタヌキモ(兵庫県産)がかなり増えてくれました。 イヌタヌキモはここでは完全に休眠しておらず、少し栄養状態がよいのかもしれません。 いずれにしましてもミカワタヌキモは冬越しをしなければなりません。 |