写真を使った園主の日記です。

2018年9月3日 水生植物・食虫植物販売 いろいろなタヌキモ属を見ると、

2018.09.29

2018年9月3日 水生植物・食虫植物販売 いろいろなタヌキモ属を見ると、 はコメントを受け付けていません

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コタヌキモか?ヒメタヌキモなのか、不明なタヌキモを入手。
今後育てまして判定したいと思います。

入手は少し前だったのですが、ミカワタヌキモと同じ条件、つまりビニールポット30cmに水道水を入れて放流したのでした。
その観察をしますと、ミカワタヌキモは気温の高い日に水温が上がり、あえなく障害による枯死だったのですが、この不明の小型のタヌキモは少しは変色したのですが、その後回復、ミカワタヌキモよりも丈夫であることがわかりました。

入手時、水盤に入ったミカワタヌキモ(知多半島産)はどうも長年作り込んであって、一度移植する必要があると考え、より大きな信楽焼睡蓮鉢に移しました。

それはミカワタヌキモの表面を被っている茶色い物質が溜まっていることでした。

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その信楽焼睡蓮鉢にミカワタヌキモを移し振るいますと、驚くほど老廃物が出るわ出るわです。
植物が成長して行く過程で、老廃物を出すのはどの植物でも同じ、
この水生植物でもあるミカワタヌキモから、大は琵琶湖の烏丸半島に今は見られなくなった花ハスまで、その老廃物、植物100%に見られる現象です。
今回その証明ができました。
ミカワタヌキモが育てられていた元の水盤には長年溜まっていた老廃物の蓄積が見られるのでした。

そして琵琶湖の烏丸半島の花ハス群落がなぜ枯れたか、これで皆様にわかりやすく解説ができます。
お楽しみに!

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以前にも紹介しておりますが、ミカワタヌキモ(イトタヌキモ)の成長している新稍の様子です。
何となくほっそりとしている感じです。
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それに引き換えオオバナタヌキモですが、やや太く見えませんでしょうか。

こう見ますとDNAも少し変異があるとのことですし、形態的にも少し違いがあるようにも思えますので、やはり変種として見るべきではと思います。

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ミミカキグサの繁茂した状態です。
「園主の日記 2018年7月18日の條」を参照していただくとわかるのですが、
自然では大きなコロニーが見当たらず、相当な年数であっても子株かと思われます。
事実、入手時はこの容器にミミカキグサがあるなあという程度でした。

それから何年、ミミカキグサが以上とも思えるほどのコロニーを作るまでに。
やはり自然の状態と人的と言いますか、保護されますと増殖はこんなにも違うのかと思える程です。

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2.5号(7.5cm)に育てられたミミカキグサです。

左側は弊園が只今販売中のポットです。
実生から育てているものですから、雑草も生えていません。

右側のポットは自然の野生状態のミミカキグサをポットに上げ、育てたものです。
雑草らしきものがかなり育っておりますのがわかるかと存じます。
でも栄養状態が悪いのか花の咲くまで至っていません。

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