写真を使った園主の日記です。

2016年12月9日 苔通信販売 生ミズゴケを採取しに滋賀県まで行ってきました。

2016.12.09

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滋賀県のある場所に自生しているとのことで案内いただきましたミズゴケの自生地です。
長さ20cm前後には育っています。
横には谷川の水が流れています。そう深い谷ではなく、空中湿度があって日陰で、
水分を含んだ土地に自生がみられるのでしょうか。
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倒伏した木にはシノブゴケらしきものが自生しています。
やはり水はけを好んでいるのかもしれません。
いたるところにミズゴケが見られます。枯葉もそれなりに、自然のことですからいたしかたなく、
持ち帰って掃除が大変なことは想定内ですが。。
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やや明るいところのミズゴケ、少し焼けています。ミズゴケの休眠期は仕方が無いのですが、
もちろん夏の成長期は青々として育っているかと思います。
やはり暗いところは日光が弱く、しかも霜も当たりにくいのか青々しています。
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より明るいところは紅葉しています。この休眠期の色具合でミズゴケの種類も
ある程度判るのかと思いますが、当方はミズゴケといえばミズゴケです。
ミズゴケを採り終えて道路に戻ってきますと、銀苔といわれる
盆栽の張り苔に使われる苔が見られました。
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そしてビロード苔です。こちらは正月の松竹梅の張り苔に使用されます。
好日性の苔ですが、夏の暑さには弱い苔です。
スギゴケがいたるところに見られるのですが、そこにはシカのフンが。。
野生の鹿が見られたなら感激しますが、どうも夜行性のようです。
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山の斜面には自然のスギゴケの自生がみられます。
全体に見られるのではなく、一部によく育ち、他には全く見られません。
スギゴケもかなり水分を必要とする苔ですので、おそらくこの部分に地下水脈が露出しているのではと思われます。
山に降った雨がこの辺りからしみ出ているのでしょう。多ければ湧き水なのでしょう。
近くで見ればきれいに育ったスギゴケです。 試しに引っこ抜きますと20cm位に育っています。
何年もかかって成長したのでしょうか。京都のお寺はこのスギゴケが有名ですが、市内のお寺のどこにでもスギゴケが見られるわけではなく、
前記に書きましたように山の麓とか、近いとか、或いは地下水位が高く常にジメジメしているとか、スギゴケの自生に条件がよいところかと思います。
同じ市内でも、庭が乾くところにはスギゴケは生育せず、スギゴケの美しい庭は見られません。

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