2016/05/21 多肉植物販売、懸案だった「ユーパリミセバヤ」もいよいよ大詰めを迎えてきました。
この個体は販売当初、つまり2年前より「ユーパリミセバヤ」で販売しておりました個体です。 | |
そしてこの個体も「ユーパリミセバヤ」として扱っていました個体です。 ところが一部に本来のカラフトミセバヤと思われる個体の混入があり、販売中止とさせていただきました。 その後選別しましたが、昨年は北海道より山採り栽培品を送られてきましたものを選別の上、販売いたしました。 更に北海道大学よりユーパリミセバヤの分類に関する資料もお送りいただき、 検討に検討を重ねた結果、この画像の個体の特徴を持ったものがやはり「ユーパリミセバヤ」で正しいかと思います。 ところがユーパリミセバヤは夕張岳固有種とのこと。 弊園が北海道はもとより色々なところから入手しましたが、本当に固有種かどうか疑問に思える程あったのです。 しかしながら、弊園の栽培品を分類しますと、カラフトミセバヤ(現在「オオカラフトミセバヤ」で販売中)、 ユーパリミセバヤ、そしてエゾミセバヤとピタリと分類されるところから、やはり合っているとしか思えません。 そう考えると、ユーパリミセバヤはその個体数の多さからどう考えても夕張岳固有種なのか検討の余地があります。 今後、「品種等の紹介」にて詳しく解説したいと思います。 ご期待ください。 |