2018年10月16日 山野草販売 キイジョウロウホトトギスの故郷を訪ねて於・紀伊山地(6)
更に車は走っていくのですが、秋の陽が沈むのは早く、しかもここは山の中だけに辺りは薄暗くなりかけた時に、
このキイジョウロウホトトギスの穴場へとご案内いただきました。 ただし、この岩場のキイジョウロウホトトギスは夏の生育期にどのような環境であったのか、 葉焼けし、枯れてしまっている株を多く見ることが出来てしまいました。 やはり自然の環境の厳しさが見て取れます。 |
|
同じ岩場で、より湿潤で夏の冷気と空中湿度の保持を要求するイワタバコが生息するだけに、
そのキイジョウロウホトトギスの姿は謎めいてしまいます。 |
|
ともあれ、このように感動するかのように生息しているキイジョウロウホトトギスの姿が見られたのはラッキーでした。 | |
葉焼けしたキイジョウロウホトトギスが目立つように花を咲かせてくれていましたが、
例年この岩場がこうなのかは不明ですが、どうも本年だけが特異現象だったのではと思われるのです。 毎年このようになるのであれば、この生息地は枯れたとはいえ、 こんな立派な株が見られなくなってしまっているはずです。 |
|
そのようなことでしたが、現在のデジタルカメラの性能に感謝しながら
辺りは暗闇になったキイジョウロウホトトギスの姿を記録したのでした。 |