2018年10月16日 山野草販売 キイジョウロウホトトギスの故郷を訪ねて於・紀伊山地(3)
次いでご案内いただき、かなり標高の高い場所へとやってきました。 | |
ところが、キイジョウロウホトトギスを見つけても、どの株も花は咲き終わっているのです。 | |
よく考えてみますと、標高が高いということは、それだけ寒くなるのも早いということで、花も早く咲き、早く咲き終わるということです。当たり前といえば当たり前です。何しろ生育期間中に種子を残さねばなりません。 | |
何個体かに残花のキイジョウロウホトトギスの花が咲いておりましたのが少しのなぐさめかと思いましたが、自然の摂理、さらに勉強となりました岩場です。この岩場は雑木がキイジョウロウホトトギスを被うように育ち始めておりました。この木陰のキイジョウロウホトトギスは、陰であるだけによく育っておりました。花が咲いていないだけに分かりにくいかもしれません。 |