写真を使った園主の日記です。

2018年8月12日 水生植物・食虫植物販売 いよいよイトタヌキモ(ミカワタヌキモ)を見極める。

2018.09.13

2018年8月12日 水生植物・食虫植物販売 いよいよイトタヌキモ(ミカワタヌキモ)を見極める。 はコメントを受け付けていません

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ミカワタヌキモ(イトタヌキモ)兵庫県産の開花時期です。

30cmビニールポットに田土を入れ、コウホネを育てていましたところへ、

昨年ミカワタヌキモの増殖を分散させるために5~6株のほんの一つかみを入れておきました。

それがこの有様です。少し富栄養化していると見え、アオミドロの発生が見られます。

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オオバナイトタヌキモもよく咲いてきました。

長年育てておりますが、管理によっては一年草になったり、或いは思わぬところで増殖していたり…。

でも大体管理方法が分かってきましたので、従来ビオトープ的に栽培管理しておりましたが、

今後はアオミドロ等の混入のないアクアテラリウム的に管理していきたいと思います。

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やはりミカワタヌキモ(イトタヌキモ)の知多半島産です。

知人の業者に依頼しておりましたところ、持ってきてくれました。

水盤に水道水で管理してあったと見え、アオミドロ等の発生は見受けられず、

汚れのないミカワタヌキモとして販売可能です。

花の大きさは兵庫県産も知多半島産も意外に大きく、当初どう考えるかを考えたものです。

現実には、自然の貧栄養状態では花も大きく咲かない状態にあるものが解説され続けてきたのでは?

育てますと、田土の栄養分、或いはミジンコからの栄養分等、肥満児のイトタヌキモになっているのでしょう。

その差が花の大きさに関係したのではと思われます。

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イヌタヌキモ(東北産)です。

30cmポットに田土を入れ、コウホネを育てていましたが、

昨年秋に2本~3本ほど入れておきましたら、この有様です。

アオミドロ等の発生は全く見られません。

田土、ミジンコから得られる栄養分と増殖状態が極めてバランスのいい状態となっていると考えられます。

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