写真を使った園主の日記です。

2016/06/08 多肉植物販売 野ざらし栽培でよく育っています。

2016.07.11

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手前の白っぽいセンペルが「巻絹」です。
向こう側が「シャンハイローズ」ではと思います。いずれも2号ポットで育成中です。
その「巻絹」です。
培養土は、昨年春に販売しておりました旧「多肉植物培養土 2号」です。
現在、改良に改良を加えております。
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これはオロスタキスの「ゲンカイイワレンゲ」です。
ランナーが成長を始めていますが、この培養土は現在販売中の
「水はけを更によくした多肉植物の土 2号」です。2日に一度の水やりをしています。
セダム ヒスパニカムです。
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大型姫星美人です。
実は昨年11月にさし木をして、今春3月まで野ざらしにて水やりをしませんでした。
ところが想定外に乾燥しまして苗がずい分と枯れてしまい、ご覧のようにハゲ山状態です。
予定ではびっしりとなるはずでしたが、改良された培養土は想像以上に乾きます。
オウゴンホソバマンネングサです。
改良された「多肉植物の土 2号」で無事越冬いたしました。
現在流通しているものの中には、野ざらしで育てますと多湿による凍結に弱いのか、
冬枯れるものがありますが、排水が良いのか枯れません。
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セダム パリダムです。
実は3月頃見ておりますとよく育っていたのですが、その後も水をやらず野ざらし状態。
しかし3月の成長期には乾燥に弱いとみえ枯れてしまいました。
深さ4cmの浅ポットでさし木、さらに水やり無しで育てますと、
多肉度の低いマンネングサであることがよくわかりました。今後は冬の間も、
そして3月頃よりは水やりをしっかりしなければならないことがわかりました。
これは弊園でいうところの「姫星美人 No.2」のセダム・ダシフィルム ライラックマウンドです。
これも昨秋11月にさし木をしましたが、3月まで水やりをしなかった結果、ハゲ山状態です。
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これは今春、フランスより毎年御来園されるお客様に依頼しておりました
本物のセダム アルブム コーラルカーペットです。
現在流通しているものとは少し違っているように思えます。
これは昨年入手しました、斑入りセダムです。
よく観察してみますと、セダム アルブムであることがこの花からわかります。
品種名を今後調べたいと思います。
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そのようなことで育ててきましたセダムですが、
このセダムヒスパニカムがお送りする見本株です。
セダム サクサグラレです。
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大型姫星美人 セダム パープルヘイズです。 斑入りパリダムです。スリット鉢に育てましたところ、特によくできました。
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本邦産のメノマンネングサです。早咲きタイプです。 オウゴンホソバマンネングサです。
緑の先祖返りした株を見ますと、当初メノマンネングサと思っておりましたものが
そうではなかったのです。本邦産と思っておりましたが、外国種であることがわかりました。
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奈良県本宮町産のツメレンゲです。
現在この特徴から「アオツメ」と呼んでいます。
同じく黒っぽいツメレンゲですので、「クロツメ」と呼んでいます。
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そして、中間型の色合いをしておりますので、何としようか悩んでおります。
「斑爪 まだらつめ」としようかと。
それにしましても、同じところで色々なタイプがあるものです。
ことらはエケベリア ライムアンドチリです。
春先の紅芽から成長するにつれ段々と青くなってきました。
これを見ますと、「ライムアンドチリ」のネーミングも頷けます。
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メビナです。
これも良く見ますと色々な個体があります。今後、なんとか分類したいと思います。
エケベリア アフィニス 園芸名「古紫」です。
ここまで締めるのに時間がかかりましたが、やっとみられるようになりました。
そして個体差がずい分あることもわかりました。
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ヒメブロンズ姫です。2号のポットで育てています。 信楽焼の鉢で育てました エケベリア エレガンスです。よく締まって育っています。
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エケベリア 七福神です。今頃が開花期です。丈夫でよく育ってくれるところが帰化植物といわれる由緒でもあります。
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エケベリア アクアマリンです。夏の成長過程へ入ってきまして、その語源がよくわかってきました。
そしてこの色あいをみまして、現地でなぜ選別されたのかもよくわかりました。
アクアマリンとは夏向きのアガボイデスだったのです。
涼しげなアガボイデス、そして真っ赤に色づかないアガボイデスであって
人気は今ひとつ出なかったのですが、それは今まで”アガボイデスの観賞は冬であって
真っ赤に色づかなければアガボイデスではない”と印象付けられた過去の経緯があったように
思います。今後は夏に観賞するアガボイデスを取り上げても良いかと思います。
そしてそのアクアマリンの中でも冬期から春先まで少し色づくタイプを
ムラサキと選別しました。
やはり少しはアントシアニン等の色素を含んでいるかと思います。
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エケベリア 花月夜の覆輪タイプです。糸覆輪ですが、よい感じがします。 こちらはエケベリア 相府連で入手した株です。冬の間戸外で雨ざらしならぬ霜ざらしに
置いておりましたので少し傷んでおります。
この相府蓮、色々なタイプがあって少し考えねばなりません。
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エケベリア ドミンゴです。
カンテの血が入っているだけに白粉は美しく、しかもよく育ってくれます。みるみる大きくなります。
よく、”性質が弱く腐りやすい”といわれますが、弊園では雨ざらしの戸外栽培です。
「誰ですか、”エケベリアは水をためてはいけない”と真っ赤な嘘を言う解説をする人は」と
言いたいくらい、雨を好みます。
この理由は、乾燥に耐えるように植物表面のクチクラ層が多肉植物は発達した結果なのです。
それにより、水をためても問題ないのです。
世の中の多肉ファンの方、ウソを真に受けないで下さい。
そして鉢より大きく育ったドミンゴ。
どうやって水をやっているかといいますと、
4月から6月の成長期は2日に一度の頭からの水やりです。
これがその証明です。梅雨の雨が大好きなエケベリア。
一番の成長期はこの6月です。お忘れなく。
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こちらは エケベリア グラウカ 高咲蓮華です。
色々と問題がある種類かと思います。
そして一晩雨にあたってしまいました高咲蓮華です。
よく育っていますので、皆さん見本にして下さい。
「誰ですか、”室内で育ててください。”と解説する人は」
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こちらは弊園自慢のエケベリア 七福神です。 どうですか、よく育っています。
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そしてよく見ると、当りも見えてきました。更によく見ますと、アブラムシも。
弊園では無農薬栽培を心掛けております。少し弱いところにはアブラムシが発生するものですが、お許し下さい。オルトランをやるのが一番でしょうか。
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エケベリア アガボイデスのお送りする見本株です。
ギュッとしまってきております。
そしてこちらは本邦産のエゾミセバヤです。
どうも観察しておりますと、カラフトミセバヤの範中に入るのか疑問に思えます。
或は変種、又は亜種なのか、今後のDNA鑑定を期待しております。
花から見ますとカラフトミセバヤといえばカラフトミセバヤ。でも形態は少し違うのです。

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