2015.09.11 多肉植物 ミセバヤ販売 赤葉ヒダカミセバヤの謎に迫る。
このポットは9日(水)の記事にて紹介いたしました農園の生産品。 つまり花き園芸市場に出荷され、バイヤーである小売店が仕入れ、販売されている商品そのものです。本年3月31日の「園主の日記」を見ていただくとわかるのですが、入手後販売せず管理してきたものです。 そして8月24日頃に咲き始めてきました。 |
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昨年入手しましたネットショップの赤葉ヒダカミセバヤ。 弊園で今春植替え、肥培管理をしてきまして、小葉性からだんだんと大きく成長してきております。花芽が付かなかったのでもう一作は必要かと思っていたのですが、同一のものとは思いもよりませんでした。 |
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ブログ等、様々な赤葉ヒダカミセバヤが紹介されてきましたが、それは断片的なものであり趣味家のみなさまからすればやむを得ないことでもありましたが、ここで流通の謎が解け納得いただける答えが出せたかと思います。 但、なぜヒダカミセバヤと名づけられたかといいますと、北海道の生産業者にお尋ねすると「最近まで全くミセバヤの分類、並びに流通等がわからなかった」とのこと。 それは、現在アポイミセバヤであっても環境省のレッドデータブックスでは不明種となっていることからしても、当時赤葉ヒダカミセバヤと命名されたことはやむを得なかったと考えられます。 そしてこの個体がカラフトミセバヤの中のどの位置に分類されるのか、それはそれで謎の一つとなってきました。 |