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花ハス・花蓮栽培 3.夏ポットの花ハスを入手の場合

 花ハス・花蓮の育て方、栽培方法
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ガーデニングセンター、ホームセンターにて
弊園の花蓮をお買い求めて頂いたお客様へ

出荷期は6月~8月ですので、店頭に並ぶのはほぼ同時期と思います。

 水は毎日満水にしてください。
 弊園での経験では、ハスの生育に適する分量の肥料を施しても、メダカが死ぬような影響はありませんでした。
 ボウフラ対策として、是非メダカを飼ってください。

2  置き場所は、日光が出来るだけ1日中あたる場所に置いてください。日陰もしくは日光不足のところで管理された場合、せっかく花が上がってきたつぼみも枯れ、まったく花も咲かなくなりますので、注意が必要です。
3  全国色々なお店で、多種多様なハスポットが販売されていると思います。
例えば4~6号で販売されている場合、茶碗蓮でも咲きにくく、ましてや大型種は咲きません。
できるだけ購入後すみやかに大きいサイズの鉢に植え替えて下さい。夏の移植編を参考にして下さい。
それも早くに購入すれば、それだけ花も多く見られます。
反対に植替え時期が遅くなるほど花上がりが悪くなりますので注意が必要です。
むしろ花が見られないと考えていただくのが正解かもしれません。

水生植物用土 田の土が必要な場合18リットル箱 1260円(送料別途)にてお送りいたします。

4  肥料を施すことが、花を見ることのできる条件ですから、肥料使用方法を参考にして下さい。

 弊園の花ハスポットを全国の花き園芸卸売市場へ出荷しております。
その際、肥料をお付けしておりますので、販売店より必ず頂いて下さい。

 移植された容器が黒のビニールポット、漬物桶等ですと規格があり、容量が大体わかりますが、
陶器鉢はそれぞれの形があり、中味の容積がわかりにくい場合が多いと思われます。
注意点として、大きさの割に容量が小さいという特徴を持っていますので肥料を施す量に注意して下さい。

 例えば弊園販売のタイ製のハス鉢ですと30cmサイズの容量は10リットルです。
黒ポット8号(24cm)は9リットルですから、そう変りません。変わるのは肥料の量です。
実質1回2gで良いところ5gを施すと肥料過多になりますので要注意です。

5 以後は通常の管理ですので「6.一年間の管理」を参考に管理して下さい。
6 なぜ小さいポット(4~7号)では花が咲かないか?

それは蓮根が充実しないからです。

花ハスには大型、中型、小型、茶碗蓮と大きさによって分類されていますが、いずれの花ハスも蓮根を植え付け、その後の生長を待つのですが、ポットが小さく施肥しても生長が充分出来ない。
つまり、葉が次々出ましても地下茎(蓮根部分)も含め、その生長が未発達で(栄養生長という)次の段階の花をつける(生殖生長という)という生長に移行できない現象になっている他ありません。
話は少し違うのですが、大きい容器に植えましても花が咲かないというのは、やはり肥料をやらず、生長が十分でない(栄養失調状態)ことにより生殖生長に移行しないことが原因と考えられます。

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