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2012年11月19日
2芽株の輸入です。1箱200株入りが本日入荷しました。
輸入パッキン200株入りの箱を開封しましたところです。
早いものは芽が動いていましたので、中国四川省を
旅立ってそれなりの日数が経ていることがわかります。
紙をとり、裸の株の状態がわかりました。
本年は昨年よりかなり見劣りする株、 かなりがっかりしました。
上から掘り上げ広げたところです。 次々とオガクズの中から引き上げているところです。
それをとり出し更に広げています。 底から引き上げているところです。
最後、引き上げた株を並べました。
一夜、洗面器に水を張り、浸けることにより
水を吸水させて回復させるよう努力した株です。
いずれにしましても、本年の輸入株は根の状態が
あまり良くなく、御注文いただきましたお客、
誠に申し訳ございません。
比較的良株を発送用に選び、残りは自家生産用に
残した株です。株としてはあまり良いものが残って
いません。でも、後は株の生命力を祈るばかりです。
現地で乾かしていないことを希望するだけです。
2012年11月20日
輸入株の現状から考察
①新根はやはりかなり生長しており、堀り上げ時に切られている。
②バックバルブは年数が経ております。
③上記の事から現地で自生している野生種を採取し、大株を分割しながら畑に植えつけて、
養成していいるものとも考えるのが一般的なのか?
④昨年も書いておりますが、この新根のでる前の状態、季節にして9月頃なのか不明なのですが、
その頃に輸入され日本国内で発根があるとその後の成長もより楽と考えられる。
①現地で比較的早咲きのものと思われる個体は
かなり成長を始めています。
②このことを考えますと、輸入はやはり9月下旬頃ではと思います。
①この株は新根がかなり発根していた株です。
残念ながら掘り上げ時に根が切られてしまっています。
この一年色々と経験しましたが、やはり中国の現地では
1.①チベタヌス=漢方薬
 ②漢方薬=乾燥させたもの
 というイメージがまだまだ強いようです。
2.輸入株の現状を見ますと、日本を始め世界中で花を観賞目的に掘り上げるという認識が無いのではと思うような株です。
 やはり乾燥させて漢方薬として使用するというレベルの扱いということの認識をあらためさせられた今回の輸入株でした。

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