育て方や品種の紹介等の解説ページです

ギボウシの種類 野生種

 

①野生種

10/12撮影
イワギボウシ

6/17撮影
ウバタケギボウシ

宮崎県の高千穂峡に近い祖母山に稀産する小型種。
葉に厚みと光沢があり、とりわけ莟みの濃色は
山野草趣味家を魅了するに十分な特徴を持っている。


8/30撮影
ヒュウガギボウシ(直立性)

葉は細葉、柳葉タイプです。花色も濃色から白花まで連続変異があるようです。
花も直立するものから下垂性のものまで変化があるようです。


8/30撮影
ヒュウガギボウシ(下垂性)

花がたれ下がる特徴を持っています。
現地を見たことが無いのですが、崖のようなところに
自生しているのではと思いをはせています。

ウラジロヒュウガギボウシ

葉裏が粉帯した特徴をもっており、宮崎県尾鈴山の特産種。
ヒュウガギボウシは南九州には広く分布しており、
ヒュウガギボウシの裏白タイプと混同されやすいとされています。

コバギボウシ 尾瀬丸葉

コバギボウシといえば細葉ですが、このタイプはしゃもじ形の葉をしており、白花が咲きます。
尾瀬丸葉といわれ、オタフクギボウシとも呼ばれているようです。

コガラシギボウシ

天竜川下流の岩肌に自生しているのが本種ホソバイワギボウシといわれ、
この仲間よりうまれたとされているのがコガラシギボウシのようです。
花は遅いタイプです。


7/5撮影
コバギボウシ

本種は全国に分布している広域性タイプで適応性が高い品種のようです。
全体に小型のタイプがあるようですが、地域差がありまとまった葉姿から
長葉まで変化があるようです。
花は濃色タイプで花期も6月より8月と個体によって差があります。


9/11撮影
サイコクイワギボウシ

9/15撮影
セトウチギボウシ

瀬戸内海の山口県岩国市の対岸にある大島に自生しているとされている種です。
葉の裏から表にかけて粉帯し、観賞価値を高めているとされている。
個体数は限られ絶滅危惧種に指定されている。


9/21撮影
ナンカイギボウシ

詳しくは不明ですが四国に自生しているところから名前の由来となったと思われます。
葉に光沢があり、花も独特の花が咲きます。


8/13撮影
ウラジロギボウシ(別名 ヒトツバギボウシ)

愛知県と静岡県の一部に稀産するギボウシ。
名前の通り、葉裏は粉帯し白い。
第一葉は大きい特徴をもっており、人気は高い。


9/15撮影
ミズギボウシ

本州中部以西と四国に分布しているとのこと。
日当たりの良い湿地に生えるところから名前の由来となったようです。
水を好むので水切れに注意したい種です。


8/24撮影
屋久島ギボウシ

コバギボウシの南方島嶼型品種といわれ、
ミズギボウシの仲間と解説されているのは誤りのようです。
濃色の緑葉で小型なので小鉢栽培向きです。
花期はコバギボウシの中では遅い。


6/30撮影
姫トクダマギボウシ

トクダマギボウシとオトメギボウシの交配より生まれた品種。
親のトクダマは自生が不明です。小型丸葉で人気は高い。


7/5撮影
オオバギボウシ

日本各地に自生し、最大の品種とのこと。
それだけ作りやすく、食用にも向いておりおいしいとのこと。
全国に分布するだけあって斑入りも多く発見されている。


7/2撮影
コヒメトクダマギボウシ

ヒメトクダマギボウシがトクダマギボウシとオトメギボウシの交配により
生まれた品種ですが、この個体はよりオトメギボウシに近い固体と思われます。
小型丸葉で小鉢に向くと思われます。


6/30撮影
オトメギボウシ

世界最小のギボウシでかわいく人気が高い。
韓国の済州島産といわれている。
葉色は濃緑色でまとまりが良く、盆栽の下草、山野草の趣味家には好まれ、
斑入品種も多く見られ、コレクションが楽しい品種です。


7/8撮影
ホソバオトメギボウシ

オトメギボウシの長葉タイプと思われます。
元々個体変異の範疇に入るもので、観賞上分類されたものと思われます。

ミドリオタフクギボウシ うずの舞

コバギボウシ尾瀬丸葉タイプをオタフクギボウシと呼んでいるところから、
その中の選別種と思われます。


8/15撮影
タチギボウシ

8/25撮影
ナガバコバギボウシ

標準的なコバギボウシに比較して細長く、外見上分類した方が、
趣味家にとってもわかりやすいと思われました。
多分地域差の程度と思われます。


9/17撮影
品種不明のイワギボウシ
クロナミギボウシ

10/4撮影
スダレギボウシ

10/10撮影
品種不明のギボウシ

 

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