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福寿草の育て方 植替え編

福寿草の年間管理 福寿草の植替え編 福寿草歳時記 福寿草の植え方


1.秩父紅
2.晃星
3.佐渡の幻
4.花園
5.むさしの

 

1.秩父紅


2013年1月17撮影
昨年秋入荷株の中で早いものは発根が始まっています。
実生品種ですので、個体差があるようです。
植え替え方法
手順1

秩父紅 3芽株を用意。
この株は早 根が動き出しています。
実生株由、色々な個体があるかと思います。

手順2

6号鉢のやや腰高の鉢を用意
昔はもっと大きい鉢に植えたようです。
十分根も張り、花も立派に咲き、
何よりも芽数も増えたと思われます。
現在では住宅事情等考えますと、
やはりこの程度かなぁと思います。

手順3

陶器製のサナを底に敷きます。
このサナがベストです。

手順4

無ければ現在市販のネットで対応。
このネットの場合の注意点はミジンが詰まりやすいので、
植え付け後の初めて水やりした直後に
底から網を2~3回軽く叩いて下さい。
水がシャッと流れ出ます。

手順5

鹿沼土の中粒をゴロとして底に敷きます。
(あっても無くてもかまいません)

手順6

山野草培養土を底に入れます。
水を含ませておくことはもちろんです。

手順7

秩父紅3芽株を入れます。
芽の方を6:4位のつもりで空間をとります。
新根が育つ空間を作らねばなりません。

手順8

覆土をします。
適当に湿った状態が良い。

手順9

芽が少し見えます。
この程度の植え込みの深さが良いのでは?
芽をもっと出す解説がありますがどうでしょうか。
芽が黒くなりやすいのと、来年の新根が潜らないでしょうか。

手順10

肥料は比較的低温でも吸収されやすい
IB化成が良いかと思います。
そして最後に水を十分かけます。

【注意点】
お持ちの株の植えかけ、株分けは秋から花後が最適です。

福寿草はキンポウゲ科の植物にて、
根は特に通気性を好みます。
用土もできるだけ良質の硬質の原材料を選んでください。
例 赤玉土→硬質赤玉土
鹿沼土→硬質鹿沼土

排水性、通気性が良くなり、水もたれが少なく、
生育がよくなるかと思います。

2013年3月5日
秩父紅 やっと咲き始めてきました。
日当たりと日陰に置くのでは咲き始めも大分変わります。

2013年3月19日
最後の花も終わったところです。
草丈を見ますと、特に良芽を植えたわけではないようです。
来年がどのように育っているでしょうか?楽しみです。

2.晃星


2011年12月11日撮影

2011年12月11日撮影
   

2013年1月17日撮影
芽は細いですが頭を出してきました。

2013年3月5日
開花しました。
ポットは4号なのですが増殖はそう良い品種ではなさそうです。

3.佐渡の幻


2011年12月11日撮影
 

2013年1月15日撮影

2013年1月15日撮影
 

2013年3月19日
やっと咲いてくれました。
この花の良さは蕾から開花に至るその美しさにあるようです。
増殖はよさそうな品種ですので将来は安価になるのではと思います。

4.花園

2011年12月11日
植えつけた株です。

2013年3月22日
3年目の春です。
蕾も力強く、花も力があります。
何株かに殖えております。
ポットは3.5号ですので、もう少し大きい鉢に
すると思わないことも無いポットサイズでした。

2013年4月1日
満開となりました。長く楽しめる品種です。

5.むさしの

2011年12月11日
植えつけた株です。

2013年3月22日
3年目の春です。花園と兄弟品種です。
咲き方は三段咲きにも良く似た感じがしますが
まったく別種です。
やはり何株かに殖えております。

2013年4月1日
満開となりました。長く楽しめる品種です。

 

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