苔玉を楽しむ
葉牡丹で有名な神戸ブーケを 使っての葉牡丹の苔玉です。 2007/12/26 |
2007年末に制作した苔玉 | ||
2007/12/20 作りこんだ五葉松で制作した苔玉です。 花き園芸市場に初めて出荷したところ なかなかの人気でした。 |
2006年末に制作した苔玉、松竹梅 | ||
昨年末に制作した特別仕様の苔玉です。 写真ではわかりにくいのですが、かなりの大型です。 おどりの葉牡丹とおどりの五葉松、紅白の南天との コラボレーションの作品です。 |
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モダンな松竹梅です。 「現代的な建築物との調和」 のテーマに沿って 制作した作品。 |
料理屋さんに依頼されて 制作した作品です。 落ち着きを考えた作品です。 |
苔玉各種 | |
過去に制作し、好評を頂いた作品各種 | |
おかまりも | かぐやひめ |
禅 | 石亭(せきてい) |
太公望 | 保津峡 |
梅 | 苔玉 おどり葉牡丹と南天 | 苔玉 五葉松と南天 |
山桜 | 藤 | ギボウシとシマアシ |
紅チガヤとシラサギカヤツリ | 水トクサ | コショロカヤツリ |
ハゼ | 三河黒松 | 南京ハゼ |
黒松 | 金柚 | ピラカンサ |
毎月行われる京都東寺の縁日、弘法さん。そこには毎月いろいろな苔玉が見られます。小品盆栽専門店の谷口さんが当初少しづつ苔玉を盆栽の隅も置かれていましたのが、今苔玉専門店に様変わり。そこで苔玉を製作したい方に御参考になればと思い毎月の苔玉を取り上げることにしました。(2019年8年末日)
正月の苔玉 | |
2月の苔玉 | 2018年2月 |
3月の苔玉 | |
4月の苔玉 | 2017年4月 2018年4月 |
5月の苔玉 | 2018年5月 |
6月の苔玉 | |
7月の苔玉 | |
8月の苔玉 | |
9月の苔玉 | 2019年9月 |
10月の苔玉 | 2019年10月 |
11月の苔玉 | |
12月の苔玉 |
北大門をくぐり左に折れ、東門の方へ向かって行きますと園芸コーナーです。
盆栽のお店谷口さんです。苔玉がたくさん並んで華やかな秋の競演です。少し色付いてきましたヒナンカズラの苔玉、きれいに色付く頃には売れてしまってしまっているのでは。紫に美しく色づいたコムラサキの苔玉。赤い花のブーゲンビリアです。夏の間楽しめる数少ない樹種ですが、これからは花が少なくなるのでは。色づくのには少し早いコトネアスターとダイモンジソウの寄せ植えです。こちらは真珠の木です。椿の芸である梵天といわれる葉の奇形を楽しむ苔玉。花の咲く頃には売れているのでは。ダイモンジソウの白花。よく見ますと作り込みです。この暑い夏を乗り越え、葉もいたまず咲かせているダイモンジソウ。育て方が上手であることはいうまでもありませんが、本来の苔玉の楽しみ方を見せてくれていいます。黒松の苔玉。 季節的にこれからでしょうか。曲付きのモミジ。これから色付ききれいな紅葉となるのですが、何んといっても葉をいためないで夏越しされたことが注意点です。リンドウの苔玉。矮性種のシンキリシマリンドウでは思います。カランコエの苔玉。この季節を楽しむには充分な材料では。ミンカトレアの苔玉。毎年花を咲かせるには少し苦労いたします。ヤンバル何とかといわれた苔玉。実が色づきこれから楽しめます。苔玉ではありませんが、キイジョウロウホトトギス。葉を少しも傷めずにここまで育てるにはたいしたものです。ヒメラッキョ、ダイモンジソウ、スゲ等の寄せの苔玉。持ち込められたものであって本来の苔玉のあるべき姿です。セッコクの木付け、活着させて何年も経て立派に育っています。ホトトギス、ヒメラッキョ、それに野生のヒメダデ等の寄せ。毎年育ってくれますと楽しみです。ウラジロです。胞子播きから育てあげられたのでしょうか、なかなか見ることのできない鉢育ちのウラジロでした。なかなかおもしろいアイデアのダイモンジソウの苔玉です。フジツボを配合してあって楽しむには良いアイデアです。石付けの野趣あふれる寄せ植えです。ラッキョ、ダイモンジソウ、スゲ、白花のヒメタデ等が寄せ植えされています。ミセバヤの根洗い。ここに至るまでに長い年月が。当初鉢植で育てられていたミセバヤ。それを抜いて浅鉢に植替えられたアイデアは作られた方の卓越した技術とアイデア。長年作り込まれる間に、飛び込みのスゲとなかな簡単に作れるものではありません。ソゲ石でしょうか。ヤシュウハナゼキショウ、ヤブコウジ、それにマメヅタとここに至るまでの長年の経験がものをいってる作品です。紅葉するコマユミとハナゼキショウ、それに長年の間、飛び込みのダイモンジソウという、組み合わせの寄せ植えといいますか、苔玉といっても良いのか、アイデアそのものです。こちらは信楽焼のサヤ(匣鉢)を利用したスギゴケの苔盆栽。当初は何かいなあと思ったのですがよく見るとウマスギゴケでした。
そこにダイモンジソウの飛び込みがあったり、スゲがあったりでなかなかどうして、飾れますねえ。裏側をみますとこのサヤなかなかのものです。ビードロにくっつき、そして高温で焼かれた変形と、かなり作者の目が効いた作品です。但少し惜しまれるのは、底に穴をあけられたのではと思います。排水がよすぎて水を好むウマスギゴケにとって生育不良が見られます。底穴をあけないことがよかったように思います。
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