育て方や品種の紹介等の解説ページです

花ハス・花蓮の種類 京都

花ハスの種類 京都で育成された花ハス

 

黄陽

故京都花蓮研究会会長 内田氏の作出品種。
王子蓮の実生黄紅一重。

城州蓮

京都フラワーセンター育成品種。
職員である松井氏が育成されたものであり
弊園には「松井実生」の銘にて導入した
品種です。フラワーセンターが山城地域に
あるところから命名しました。

紅鷺

舞妃蓮の実生。淡い紅色。
やや細めの花弁。
この品種も故内田氏の実生選抜品種です。

北稲

京都フラワーセンター育成品種。
王子蓮×蜀紅蓮、平成9年交配。中型品種。
開花期は7月上旬より8月中旬まで。
中型種。花立ち良好品種。

爽風(さやかぜ)

京都花蓮研究会会長 故内田又夫氏の作出品種。
漢蓮の実生。桃色一重咲き。
感じの良いピンク色の爽やかな感じのする良花。
花立はよいようです。

大路

京都フラワーセンター育成品種。
平成元年、王子蓮に毎葉蓮の花粉を
交配したもの。

白鷺

京都花蓮研究会会長 故内田又夫氏作出。
細くしなやかな花弁は、その名にふさわしい
特徴をもっている。

八間

京都フラワーセンター育成品種。
平成2年、金輪蓮×ミセス・スローカム
との交配によって作出された品種。

蓮生

京花蓮だより第2号の記事、城州斑に
詳しく記載されている。
故内田氏が八重咲きの斑蓮を育成して
いる途中で生まれたのが蓮生である。
弊園命名。
命名の由来は、弊園の近くに浄土真宗10派
西山浄土宗大本山光明寺があります。
源平の合戦で有名な熊谷直実が出家し
法然より蓮生の名をもらい
この西山のふもとに光明寺を開山したのが
はじまりです。

黒谷白蓮

蓮の話第3号に「黒谷白蓮」と題して白嵜顕成氏が
解説されておりますのでその一部を紹介いたします。

略『さて、平成7年になって、武漢よりいただいた残りの
三粒の種子から蓮が開花した。この内の二粒は、
前年に開花した「玉楼人酔」であった。
しかし残りの一粒からは、今まで全くどこにおいても見た
こともない蓮が開花した。内外の文献のいずれのものに
も、これに対応する蓮を見い出し得なかった。
体系は中花形、花型は千弁、花色は少し黄色味をおびた
白である。それで仮に「黒谷妙蓮」と命名した。この蓮は
少し黄色味をおびることから、アメリカの蓮との交配も考え
られるが、要するに雑種である。花つきは極めて良好で、
毎年多くの花を咲かせる。この年1株を三室戸寺の伊丹市へ
送り、次の年内田会長にとどけた。内田さんより一株がフラ
ワーセンターに送られ、一株は桑名の堀田さんへ分けられた。
内田会長とも話したのであるが、この花をよくよく見ると、
一見妙蓮に似ているが、完全な妙蓮ではないので、
「黒谷白蓮」(黒谷妙蓮)と名前を変えることとした。』

城州斑蓮

京都花蓮研究会会長、故内田又夫氏作出。
天竺斑蓮に辻井八重(廬山白蓮?)、現在では
弘州蓮との交配作出品種。

姫万里

小型の赤一重咲のすっきりした良花です。
日本の蓮 朱君蓮の解説にある上海の蓮の
種子兄弟と思われます。

精華

京都花蓮研究会会長、故内田又夫氏作出。
王子蓮の実生。爪紅の一重咲。草丈は
高くないのですが、大輪種です。
すっきりとした良花です。

紅陽

京都花蓮研究会会長、故内田又夫氏作出。
王子蓮の実生。

紅孔雀

京都花蓮研究会会長、故内田又夫氏作出。
王子蓮の実生。

月のうさぎ

京都花蓮研究会会長、故内田又夫氏作出。
漢蓮の実生。

 
黄玉杯

故内田京都花蓮研究会会長作出品種。
王子蓮の実生品種とのこと。

 

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