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弊園のクリスマスローズの苗の冬の管理につきまして

弊園のクリスマスローズの苗の冬の管理につきまして クリスマスローズの育て方 クリスマスローズ歳時記

2014年

弊園のクリスマスローズの苗の冬の管理につきまして

    1. 秋に入荷しました各ナーセリーの苗は、耐寒性の弱い一部の種類以外はすべて戸外の寒風 吹きさらしの棚に置いております。もちろん、毎夜凍りついているかと思います。
    1. そしてお送りする株はハウス内にて越冬させた苗と違いまして、見た目には元気が無い、葉が 傷んでいる、或はクリスマスローズの地植えで見られるのですが、越冬する防寒のために地面に 伏せた状態と同じようになります(オジギ草状態)。
    1. なぜ戸外で越冬させるか。
      それはお送りした苗が順調に育って行くためです。つまり温室或はハウス内で加温或は無加温で 植物の成長が早まった状態になっておりますと、いくら耐寒性が強いといいましても、厳寒期の 戸外で夜間置き放しになりますと、その気温の変化に順応できず、回復不能になるぐらい ショックを与えてしまいます(春の季候からイッキに厳寒期にもどされ、凍傷等になりやすい)。
    1. そのような事で弊園では一般御家庭の環境、或は寒冷地よりのお客様の御購入も考え、 お届け後も温度変化のストレスを与えず、普通に育ってくれることを考えまして、わざわざ 戸外にて管理しております。
    1. 多分、真冬或は春先に加温された苗を御購入され、傷めたことの御経験をされた方もあるの ではと思います。それはこれらの原因です。仮にそのような株を入手されました際には夜間 戸外に放置せず、室内に取り込み南側の日の当る凍りつかないところにて管理して下さい。
    1. そしてお送りする苗によって、培養土はそのナーセリーによってまちまちです。 できる限り排水性、通気性の良いクリスマスローズ用山野草の土にて、植え替えていただくことをおすすめいたします。
      それは育ちの良さもありますが、病気にもなりにくい株となるからです。 (このことは初心者の方向きクリスマスローズの育て方《準備中》を参照下さい。)
    1. 弊園では冬の間も戸外自然栽培の管理をしております。冬の寒風で葉もいたんでしまい、 大変お見苦しい株をお送りいたしますがおゆるし下さい。
      「なぜこのような株を送るか?」これはハウス栽培しますと、特に春気温が上がり始め、 苗は植物体内の細胞が動き始めます。それをお客様より御注文いただきましてお送りした場合、 お客様のところではまだ気温が低く、霜も降りている状態に置かれた場合、 つまり寒のもどりの状態なのですが、この場合、クリスマスローズがショックを起こします。 いくら耐寒性が強いといいましても、この場合耐寒性は無くなります。そして枯れなくとも、 春の成長が遅れ、結果として一作した翌年、花が見られなくなります。
      楽天市場の「レビュー」等見せていただきまして、思いました。「他店等では室内或はガラス温室等で管理され、 寒さに当てず、きれいな葉の状態のクリスマスローズばかり見慣れたお客様は御理解いただけない」と。
      そのようなことでインターネットの場合、 全国へお送りいたしますので、寒冷地のお客様、弊園、自然栽培管理品です。 安心してお買い求め下さい。

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