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本長寺 山野草展

本長寺 山野草展

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2019年10月5日・6日

「書とあかりと山野草展(秋)」
於 大津市 本長寺

表門に季節の山野草を飾ざられ、例年にない思考の凝った2019年次となられています。
表面をくぐりますと、そこはやはり幽玄の世界へと。 吊り提灯に案内されるのですが、現代社会では体験できないだけに広くみなさまに参加を希望する次第です。
石畳小さな行灯に案内され本堂へ。 そこには秋の季節の山野草が飾られています。「書とあかりと山野草展」なかなか三者一体となった本堂の溶け込んだ演出です。
屏風の前に並べられた季節の山野草ではありますが、障子越しに本堂の本尊へしつらえてある手向けの花でもあるのでは。
両翼ともいえる左右に分けられた屏風と山野草のコラボはすばらしいものです。
キバナノホトトギス、季節は今という感じです。
イワキボウシの花。秋咲きですねえ。
キバナノアキギリ
キセワタとヤクシマススキ、それにシャバナノヒメタデの寄せ植え。
境内には幽玄の世界へ更に導びかれていくのです。現代では体験することのできない空間がここ本長寺では今なお歴史を感じさせられるように存在するのです。

2019年4月27日・28日・29日(月祝)

「霧島躑躅と山野草展(春)」
於 大津市 本長寺

2018年10月6日(土)・10月7日(日)

「書とあかりと山野草展」
於 大津市 本長寺

_IGP1063 _IGP1048 幽玄の世界への入り口ともいえる表間です。おもてなしともいえるお出迎えの粧いに作者の意が込められております。 庭には染井吉野の巨木が。そこに吊り提灯と石畳に置かれた小さな行灯のコラボ。本来の照明なのですが、現代社会では普段見慣れない風景。妙に新鮮な感覚に感動を覚えます。 _IGP1050 _IGP1059 本堂に飾られました山野草、和の極めともいえる照明との三位一体の空間演出には、みなさまにはぜひとも参観していただきたい作者の思いがあるのでは。 正面には四季を現したような山野草、青々としたスズカケソウ、花を咲かせた秋咲きのイワギボウシ、秋の実物であるツルウメモドキも添えられ、紅葉の夏ハゼと合わせて秋満開です。作者の一年丹精込めて育てた山野草の演出です。 _IGP1053 _IGP1055 右席には書と山野草のコラボ、なかなかのものです。秋の山野草もいろいろと飾られています。 _IGP1057 _IGP1060 左席です。イトススキにリンドウを始めとする秋の山野草のそれぞれ。左端にはタカクマホトトギスが見事に咲いています。

2018年4月28日(土)~4月30日(月・祝)

「霧島躑躅と山野草展」
於 大津市 本長寺

本年は昨年の会期より一週間ずらされたのですが、気温は一気に春。少しやきもきされたのでは?

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方丈より入らせていただきますと、大きな衝立。その孔雀絵とマッチさせる新緑の紅葉。かなり苦心されたかと思います。 昨年はクマガイソウが季節とあいまって見事に納まっていたのですが、でもその代わりとは言って何なのですがキエビネがきれいに咲いていました。
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衝立の裏側には小引き出しを利用した違い棚形式の棚飾り。 廊下を利用した季節の山野草が並べられていました。
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クロカミシライトソウ 珍品です。 船棚を利用した向こう掛けのカザクルマ?その下にはマユミですねぇ。
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オサバグサの株。一度は作ってみたいと思います。 奥の間の書院の入口には流木が吊り下げられたセッコクがよく似合っています。
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雲龍が描かれた襖の前にも水墨画と対比させるように山水画と山草。絶妙な取り合わせです。 奇産といわれているホロテンナンショウ。
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青軸のキビヒトリシズカ。 タツナミソウだけれども葉が少し変ですねぇ。
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黄金葉のウワバミソウ。 斑入りのイワタバコ「珊瑚礁」なかなか難しいのですが。
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矮性のエゾスカシユリ。一度も作ったことがありません。 上段の間を前にしての山水の襖絵と山野草。よく合っていますねぇ。 後日談ですが、副住職に「なぜ上段の間があるのですか?」とお尋ねしたことがあります。すると「それは大津代官の菩提寺だったからでは」とのこと。 なるほど、このお寺は格式が高かったのです。どうりで朝鮮通信使より贈られた一巾の掛け軸があった訳です。

2017年10月8日
「書とあかりと山野草展」
於 大津市 本長寺


2017年4月22日

「霧島躑躅と山野草展」
於 大津市 本長寺

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かつて弊園のスタッフであって、現副住職が好き育てている山野草の展示会をやっておられ、 お招きをいただきました。
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方丈に入りますと正面にクマガイソウが見事に咲いておりました。この鉢もなかなかのものと思われました。
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そして正面には孔雀画の衝立の前に寄せ植え。 かなり考えられた作品か? 式台には何気なく置かれた白花のヤマアジサイ。
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土間に置かれた下駄箱?の上にはムサシアブミが、 上がり框には自然木の花台が置かれ、その上にはフタバアオイが。
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その並びにはセリバヤマブキソウ、イブキシモツケ、クサボケが飾られていました。 引き出し箪笥にはその天板を利用して様々な鉢が、とりわけハンショウヅルがうまく仕立てられ、一際美しく咲いていました。
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本堂への入り口にはセイヨウカマツカが。 廊下になるのでしょうか。 ウズラバタンポポが飾られています。
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ヒメツワブキがさりげなく咲いています。 その右側に奥まったところには、カエルの合唱団ならぬ山野草のハーモニー。 苦労がしのばれます。
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奥の間には雲龍の襖絵をバックに山野草の展示。 更に奥の間は上段の間となっており、貴人の座となっております。 その襖絵は山水画、山野草とのコラボレーションです。
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