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コウヤノマンネングサ 和歌山県紀南産  根巻苗(5〜6本+おまけ4〜5本)×2セット 【苔テラリウム・苔ボトリウム】【日陰の湿生植物】【非耐暑性耐陰性の苔】

通常価格:¥ 1,276 税込

¥ 1,276 税込

加算ポイント:24pt

商品コード: KZ-172




和名 コウヤノマンネングサ
学名 Climacium japonicum Lindb.
科/属 コウヤノマンネングサ科コウヤノマンネングサ属
漢字 高野の万年草
分布 北海道から九州、朝鮮、シベリア、中国、チベット
草丈 5〜10cm
日照 -
用途 苔テラリウム、苔盆栽
特記事項 乾燥に弱く、水を切らさないことが大事です。


【生育地を見る 和歌山県紀南】



【商品解説】
1.お送りする株は※平成29年春入荷 自然のコウヤノマンネングサの場合
 (1)後々育ちの良いランナーの連なった、株として力のあるものを可能な限りお送りいたします。
  入荷時5月15日現在のコウヤノマンネングサは標高の高い山中に自生していたと見られ、画像を見る限りランナー(一次茎)
  の先端の新芽(二次茎)は成長が始まったばかりで新芽の展開が見られませんでした。
  その後5月末頃では新芽(二次茎)の展開がかなり進んでおります。株としての力がかなりあるかと存じます。

   

平成29年5月31日撮影 自然の株の状態です。   


 (2)上記の画像にあるような株が理想的ですが、何せ自然のもの。最低でも2、3本連なった株はランナーの先に成長点があり、
  到着後の特に春先の生育が理想的となります。

 (3)従来生ミズゴケを乾燥防止として使用しておりましたが、弊園がコウヤノマンネングサの生育地を調べるにつれ、そこは
  シノブゴケ或いはツヤゴケの生育地と重なっている場合が多く見受けられました。
  それにて好む環境がよく似ていると考えられますので、根巻きに使用する苔はシノブゴケとさせていただきます。
  (本来オオアオシノブゴケが最も湿生植物に近いと考えられるのですが、量的確保が難しくお許し願います。)

   

平成29年12月9日撮影    


(4)お送りするコウヤノマンネングサの季節毎の移り変わり

6月


昨年秋に入荷したコウヤノマンネングサ。それを養生しまして、この季節二次茎がやっと育ってきました。新しい二次茎だけを数えてお送り、古い二次茎はカットしてさし木して下さい。




弊園にて一作した元のトレーです。昨年の二次茎が茶色くなっているのはハウス内であっても冬期凍結と乾燥によるものと思われます。



たくさんの御注文ありがとうございました。昨年より作り込みはこのように理想的に育っております。そしてこの状態にてテラリウムにピッタリのコウヤノマンネングサをお送りできるのでは。


 


7月

一作した栽培株です。一次茎、二次茎ともにテラリウムにピッタリのように育っています。



水洗いしましてパックに入れましたところです。古い一次茎はカットしてさし木して下さい。



手にしたコウヤノマンネングサ。かなりのおまけでした。


フロウソウと少しも違わない大盛りのサービスぶりです。

 
よく見ますと不定芽のある二次茎がありました。育ててみてください。


 






6パックというたくさん御注文いただきありがとうございました。今日は今後育てるコウヤノマンネングサ。もう少し締めて育てる必用があるなあと考えてしまいました。


8月




シノブゴケをお付けしてのセットです。





 





9月

「草丈の低いもの」とのご希望がありました。



今回は約2ヶ月前に入荷しました限りなく天然に近いものです。従来は少なくとも一作した養生したコウヤノマンネングサです。


 
一年は培養しているコウヤノマンネングサですが、よくしまった株が人気のようですので草丈の低い株をお入れいたしました。





10月
 


11月
 


12月
 


 


 


 





1月
 


2月
 


2020年7月



 





















 (5)テラリウムに使用


   コウヤノマンネングサを使用したテラリウム



  ア)コウヤのマンネングサは湿生植物です。
  イ)常に水を滞めた状態で管理するのがポイントです。
  ウ)弊園販売の有機物の混入の無い鉱物質100%の培養土「苔の土・テラリウムの土」が最適ですのでご利用ください。
  エ)そして根巻き等に使用しましたシノブゴケを化粧に使用して頂きますと、調和の良いテラリウムになるかと存じます。
  オ)共に弱光線でも育ちますので、室内観賞もそう難しくはないかと考えられます。


2.自然の状態は
 (1)深山で見られる自然のコウヤマンネングサは地下茎によく似た仮根といわれる一次茎(ランナー)で成長して行きます。


平成28年2月 冬期休眠中  

  そしてその先端は新芽が出かけており、地上茎を成長させます。これを二次茎といい、この地上茎の葉に当たる部分を観賞しています。

  成長した二次茎は自然では高さ15にもなります。もっとも自然のコウヤマンネングサはこのような株ばかりでなく小株もたくさん見られます。

 (2)入手する良い株は
  ア)二次茎つまり胞子葉が最低でも2〜3茎あり、一次茎の仮根が元気よく成長することができることが最低条件です。
   この条件が後々コウヤマンネングサを育てる場合、育てやすい株となります。
  イ)胞子葉が1茎であっても仮根がしっかりしており先端の新芽の展開が見られる株
  ウ)もちろん胞子葉が5〜6株ある株はいうまでもありません。


 【育て方のポイントは】
  (ア)育て方の大事なことは乾燥に弱いことが考えられます。家庭で育てる場合は根の部分が常に水に触れていることが
    重要なポイントかと思います。幸いなことにコウヤマンネングサは水に漬けておりましても枯れることなく、
    根は常に水に漬かって育てまして何ら問題はないかと存じます。
  (イ)腐葉土の層に根を張り、後に解説しておりますポットでの栽培の育ち方をみますと
    「水を好み・空気も好む」という湿生植物に分類されるのが合理的な育て方を可能にするかと存じます。
  (ウ)従来、自然界に於いて腐葉土の層に根を張るコウヤノマンネングサを見て、腐葉土そのものを好んでいると
    勘違いされるガイドやガイドブックが稀にあるかと存じますが、後述する「培養土は」にて解説しています通り
    好んでいるのは腐葉土ではなく、酸素を含んだ水です。
  (エ)そしてそれこそが「コウヤノマンネングサを育てる最大のポイント」と言えるかと
    存じます。新鮮な空気(特に酸素)を含んだ水がコウヤノマンネングサの地下茎に触れることこそ最大の恩恵であり、
    そして腐葉土の層に流れた水はミネラルを含む水となりコウヤノマンネングサに供与していたのです。
    話は余談になりますが、近年「海のカキの養殖」にはこのミネラル水が有効であることが理解されてきたことでも
    わかるかと存じます。
  (オ)失敗される原因はコウヤマンネングサが成長するに足りる水分補給がなされないことによる脱水症状から起こることです。
    そしてバランスがとれるまで胞子葉は枯れて行きます。この枯れる現象に光線量が少し強い時には茶色くなる場合がある
    かと思います。幸いなことにやはり苔です。
    枯れたと思いましても再生力は持っていますので、早く気がつけばそれだけ再生は早くなります。

【培養土は】
 土は苔にとって必要条件ではないのですが、コウヤノマンネングサを植え付ける際に安定させなければなりません。
 その場合の利用は、決して腐葉土ましてやピートモス等の有機質の混入のない培養土「山野草の土」或いは赤玉土等で植え込みます。
 その理由は鉢植えにおいて培養土中のピートモス等有機質の混入が植物にとって良い結果を出すように解説される
 場合が多いのですが、これは明らかに正しくないからです。
 更にテラリウムの場合、腰水にすることが多く、この場合は水の浄化作用に鉱物質の培養土が有効であるからです。

  

赤玉土・富士砂等の水の浄化作用の様子(左画像:鉱物質の土なし 右画像:鉱物質の土あり)


 そして水の中に有機物がありますと、嫌気性菌の作用によりメタンガスの発生となります。
 室内の場合、ガスの臭気が漂うことになります。

 【環境は】
 (1)明るさは
  コウヤノマンネングサの自生地は深山と考えられ、かなり暗い林床に自生していると思われますので、
  「夏 日陰の苔」に分類されるかと存じます。この暗さを好むところからテラリウの室内観賞にも向いている
  由縁かもしれません。

 (2)風通しは
  苔全般に言えるのですが、上手に育てるコツはやはり風通しです。自然環境では風通しの良いところに自生が
  見られると思いますので、初心者の方はテラリウムより腰水による鉢植えで育てられることをおすすめします。






「苔の育て方」の解説ページも合せて御覧ください。

苔・コケにつきましての最新ニュースは
弊園ホームページ「園主の日記」苔販売を御覧ください。




・石田清華園の紹介

・苔探訪 苔の名園 旧跡を訪ねて

・苔探訪 京都の名園

・苔探訪 苔の里 苔の生育地を訪ねる

・苔探訪 種類別 苔の生育地を訪ねる

・苔の育て方

・苔の種類





■送料について

【送料表】
サイズと重量 北海道 北東北 南東北 関東・信越 北陸・東海 関西 中国 四国 九州 沖縄
80cm以内

1760円

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910円

790円

770円

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790円

790円

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100cm以内

1800円

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1070円

1070円

1070円

1070円

1070円

1070円

1070円

2760円

140cm以内

2550円

1460円

1340円

1340円

1210円

1210円

1340円

1340円

1340円

4000円

160cm25kg以内

2800円

1830円

1590円

1590円

1470円

1470円

1590円

1590円

1590円

4860円

160cm超 25kg超

別途お知らせいたします。


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商品代金1,099円(税込)以下のご購入の場合、低額注文手数料330円を申し受けます。
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●商品全般
7,700円(税込)以上のお買い上げで【1梱包 送料無料】となります。
・弊園発送商品の合計が対象となります。(産地直送等は除く)
・値引き発生時は適用後の金額が対象です。
②植物、園芸資材を問わず適用されます。(一部、京楽焼植木鉢等除く)
③北海道・沖縄・北東北の方は通常料金との差額をお支払いいただく事になりますのでご了承ください。(下記参照)

【配送料の追加料金について】
①7,700円(税込)以上のお買い上げで1梱包の追加送料です。
送料無料の商品をご購入の際、北海道・沖縄・北東北の方は追加料金をいただいておりますので、ご了承くださいませ。
サイズと重量 北海道 沖縄 北東北
80cm以内

970円

1090円

240円

100cm以内

970円

1690円

240円

140cm以内

1210円

2790円

240円

160cm25kg以内

1210円

3270円

240円

160cm超 25kg超

別途お知らせいたします。


●信楽焼 睡蓮鉢
3,980円(税込)以上のお買い上げが対象となります。
※値引き発生時は適用後の金額が対象です。
②北海道・沖縄・北東北は別途送料(上記の表と同様)のご負担が必要となります。
③プレゼント付きの商品はプレゼントのみ弊園からの発送となります。(送料無料)
他の商品の同梱も可能です。(ただし、160cm以内、なおかつ25kg以内に限ります。)
※但し、このサービスは北海道・沖縄よりご注文の場合は適用されませんのでご了承願います。

●植木鉢
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※京楽焼は対象外となります。
②北海道・沖縄・北東北は別途送料(上記の表と同様)のご負担が必要となります。
③植木鉢との同梱は、植木鉢以外の園芸資材・植物等も同梱可能な場合は受注させていただきます。
陶器製の植木鉢は「われもの」のため、輸送中の破損・事故が考えられます。ご注文の内容によっては
その組合わせに同梱不可な商品及びメーカー直送の場合もございますので、詳しくはメールにておたずねください。

●京楽焼 植木鉢
※窯元(愛楽園)直送の商品は、送料1500円(1梱包160cmサイズ以内)となります。
北海道・沖縄・北東北は別料金です。
20,000円(税別)以上のお買い上げで1梱包送料無料となります。


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【代引手数料表】
商品価格合計 代引手数料
1〜9,999円

330円

10,000円〜29,999円

440円

30,000円〜99,999円

660円

100,000円〜300,000円

1,100円