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【京の苔】天然ハイゴケ 大トレー 2枚 【夏半日陰のコケ】【戸外栽培用の苔玉】【苔テラリウム】【庭園用】
¥ 5,500 税込
加算ポイント:100pt
商品コード: KZ-087
関連カテゴリ
和名 | ハイゴケ |
学名 | Hypnum plumaeforme Wils. |
科/属 | ハイゴケ科ハイゴケ属 |
漢字 | 這苔 |
分布 | 北海道から琉球 世界各地に見られる |
草丈 | 1.5〜3mm |
日照 | 日当りを好む |
用途 | 苔玉、苔盆栽、庭園 |
特記事項 | トレーサイズ:58×39cm |
商品解説
天然ハイゴケの四季、お送りする見本品の季節毎の移り変わり
6月
入荷しまして1ヶ月以内ですが養生しまして少し育っています。
7月
どこが天然ハイゴケなのでしょうか?かなり品質の良いものを選んでおります。
天然とはいえ、かなり養生した品質の良いものをお送りしております。
8月
天然ハイゴケとはいっても少しは養生しないことにはまったくの茶色。少し養生しますと育ってきまして緑色となります。
梅雨の間にかなり育ちその後の高湿期もそれなりの管理にてかなり育っています。
9月
かなり作り込んでおります。
10月
11月
12月
【解説】
1.「選んでお送りします」
ハイゴケの葉は黄色味の強い黄緑色です。葉が小型のヒメハイゴケと比較すると、
養生してもほとんど変わらず、緑色になりにくいです。
入荷中の中でより美しいもの、原土が充分あるもの等満足していただけるものを可能な限りお送りします。
夏の間に入荷したヒメハイゴケ、ハイゴケを同一条件で管理しましても、ヒメハイゴケは生育が旺盛で
青々と盛り上がるように成長していきますが、ハイゴケ等は成長が遅く見た目は劣ることは否めません。
ご了承の程よろしくお願いいたします。
2.「苔玉に最適」
苔玉に使用する場合、葉が少し大きいので巻きやすいのではと考えられます。
(巻きやすいのは薄いハイゴケですが、たくさん巻きたい方用によく成長した
厚目のものをお送りいたします。但し、広げますと茶色部分が出てきます。)
3.「庭園用にもおすすめ」
庭に少しだけ張りたい方に最適です。苔の中でもハイゴケはやや明るいところに生育します。
言い換えればある程度明るさが必要ですので、朝日が当たる樹下等、条件が合えばあとは水だけです。
4.「冬でも安心」
冬期入荷中(霜が降りる、毎朝凍る季節)につきましては只今ビニールハウス内にて管理しております。
冷たい北風も防いでくれ、日中暖かい中、それこそ色艶もよく、天然ハイゴケとは思えない程のコンディションです。
苔玉、テラリウム等にも安心して御利用いただけるかと存じます。
5.「苔玉に使用するハイゴケの注意点」
ハイゴケは明るいところを好む性質です。室内向けの観葉植物と合わされましても、常に
室内にて観賞されているとハイゴケが日照不足、光量不足で茶色く変色していくかと思われます。
解決策として、
1.2日に1度、屋外にて管理
2.より暗いところを好んで生育するシノブゴケ、ツヤゴケ等を使用する
アクアリウムで有名な東大阪市のアクアテイラーズさんのシノブゴケの室内鑑賞の例です。
2000ルクスの明るさの室内で育っています。但し、一般の家庭ではおそらくは1000ルクス以下。
その明るさでシノブゴケが育つのかは今のところ不明です。
詳しくは「苔の育て方・室内」を参照願います。
【生育地を訪ねる】
【天然ハイゴケの弊園の取り扱い】
【天然ハイゴケの商品解説】
1、現在弊園では自然の採取品である「天然ハイゴケ」と弊園にて養生した「美しいハイゴケ」2タイプの取り扱いがございます。美しいハイゴケも元は天然ハイゴケを栽培したものです。
2、天然ハイゴケはて自然のものだけに採取する季節によっコンディション(育ち具合)に違いが見られます。
3、冬はハイゴケの休眠期です。
冬の寒さのきびしい季節、都会でも公園等の木々も落葉し、草も枯れた状態となりますが、山でも状態は同じ。むしろより厳しい寒さのため、木々の下で育っておりますハイゴケも霜にやられ、凍りつく中でじっと我慢しており、入荷したハイゴケを見てもやはり焼けたような褪せた色あいをしております。これはハイゴケの休眠期に当たり、成長がストップした紅葉期の色なのかもしれません。可能な限り良質のものをお送りしたいと願っておりますが、春、秋の成長期のように青々としたものは無いためご了承願います。
冬の寒気が厳しく、ハイゴケも成長を止め休眠期に入っています。それにて葉緑素の活動はストップしておりますので茶色く変色したような状況です。
それが本来のハイゴケかと思われます。
4、夏もハイゴケの休眠期です。
さらに、猛暑が続き雨も降らない日々が続きますと、山ではハイゴケも水不足から焼けたような或いは枯れたような茶色に変色いたします。採取業者さん達は山深く入り込み、そして谷の深いところでかろうじて水分補給がなされ青く育っているハイゴケをさがし出してきてくれますが。
(ア)2017年6月17日入荷したハイゴケです。本年は雨が少なく、山に自生するハイゴケも焼けてしまい茶色く変色しています。
自生地でも乾燥に強弱があると見え、グリーンのそれなりに美しいハイゴケも見受けられます。
(イ)7月1日現在、約10日間養生したハイゴケです。みなさまにお送りできる程度に育ちました。
5、以上、年間を通じて青々としたハイゴケの確保は難しいことをご了承いただきたくお願い申し上げます。
【お届け後の管理(苔玉・寄せ植え・苔テラリウム)】
1、弊園にて「美しいハイゴケ」を栽培しておりますが同様にしていただければよく育っていくかと思います。
2、用意するものは干物用の薄い側面角穴のある発泡スチロール
3、この発泡スチロールを水洗いし、ハイゴケを薄く広げて下さい。下には新聞紙1枚を敷いておくだけで充分です。
4、置き場所は基本的には日陰のコケです。直射光線の当たらない半日陰、或は建物の北側等常に乾燥しないジメジメとしたところを好みます。それだけに発泡スチロールは乾燥しにくくハイゴケには最適です。
5、苔全般にいえますが乾燥を嫌います。
常に水があるよう水やりすることが条件ですが、ハイゴケはコウヤノマンネングサ程水を好むわけではなく、停帯水は嫌います。
ア)夏は毎日のように水やりをして下さい。涼しい環境では知らず知らずの間に成長して行きます。
イ)もちろん春、秋も水やりは生育旺盛な季節ですので頻繁にやって下さい。
ウ)冬は置かれる条件次第です。例えば温室があってその棚下に置かれた場合と
北側に置かれ一日中凍りついているような環境では異なるかと思います。
要は乾燥させないことがポイントです。
エ)養生したハイゴケ
オ)弊園がお送りしております大パック・中パックは穴をあけております。使用して少し残ったハイゴケはそのパックで養生できますので御利用ください。
その後の成長
10月10日より以前に広げたハイゴケはかなり育ってきております。
気温の高い季節ですとより成長するかと思います。
6、乾燥ハイゴケを入手した場合水を与えれば生き返ります。
苔は乾燥しますとチリチリの状態となり休眠状態になりますが、雨等により水分補給がなされますと生き返ったように成長を始めます。そのような特性のため乾燥ハイゴケが流通するのですが、前記の頃にあるように発泡スチロールを用意していただき、ただ水をやるだけで充分と思います。
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