店舗からのお知らせ
ご来園の際のご注意 |
ご来園の際は必ずご連絡をお願いいたします。植物の管理や出荷作業で丁寧な対応ができないためです。また、店頭商品での取り扱い商品も限られています。詳しくはこちらをご覧ください。 |
お問合せについて |
植物の管理や出荷作業をしているため、お問合せはフォームよりご返事をさせていただいています。ご理解の程よろしくお願いいたします。商品ページから問合せができます。 |
送料無料について |
7.700円(税込)以上のご購入で送料無料となります。対象は当園から発送商品のみです。 |
斑入りサギソウ 天の川 100球(中小球) (Habenaria radiata variegatus cv.amanokawa) 【夏の山野草】【冬期限定球根販売】【ラン科植物】【湿生植物】【野草系好日性球根】
通常価格:¥ 12,100 税込
¥ 12,100 税込
加算ポイント:220pt
商品コード: STOC-091
お送りする状態「球根販売」
1) 冬期球根販売につき、地上部は枯れ休眠期の越冬状態の小豆粒大の球根をお送りいたします。
2) 自然では多湿の中で越冬しており、乾燥は嫌います。ちなみに湿らせた水苔、ティッシュ等を含ませたビニール袋等に入れ、3月の植えつけまで冷暗所にて保管してください。もちろんそれまでに植えつけてもかまいません。
3) 例として、リンゴ等の発砲スチロールのフタ付きの箱が、スーパー等でもらえるのではと思います。この中に保管されるのも一案です。
サギソウの商品解説
1) サギソウは本邦産を代表するラン科植物です。一説には朝鮮半島、台湾も分布するといわれておりますが、海外でも人気の高い植物です。
2) 分布は本州、九州、四国と広く我が国では見られます。自生地は湿原、湿生の池、または山の中の田んぼを放置した休耕田の水苔とともに見られるようです。以前は大群落があちらこちらに見られたようです。
3)考えますとサギソウは高温多湿の日本、つまりアジアモンスーン気候に最も適したラン科植物の中の地生ランであることが理解できます。つまり一年中乾燥を嫌い、常に湿潤な環境で育てるのがポイントかと思います。
4) そして日本の高温期である7月〜9月に花を咲かせる開花期を迎えます。海外、とりわけこの高温期が無い北ヨーロッパでは、温度不足により花を見る事ができないのではと思います。
5) そして開花期を終えますと、地下茎に栄養が貯まり、秋から晩秋にかけて小豆粒から大豆粒の大きさに肥大した球根が見られるようになります。そして、地上部が完全に枯れ始めた11月下旬から12月初めには堀り上げが可能となります。
サギソウの育て方
●定植及び植替え時期 3月
1) 毎年新しい培養土で植替えてください。
2) その植替え季節の好期は、球根が発芽する頃を見計らって3月頃が良いかと思います。もちろん1月、2月でもかまいませんが、植えつけ後乾燥には注意してください。
●培養土について
1) 培養土は、湿原には水苔が自生しておりますので、「水苔」が適しているかと思います。常に水分を含み、特に「生水苔」は青々と育ち、サギソウの開花期にはそのコラボが観賞の最も美しい季節を迎えます。
2) あるいは、通常の「山野草の土 1号」が適していると考えられます。その場合、給水トレーを利用し、常に腰水栽培する事が大事です。ところが夏の高温期に直射光線下で管理しますと、トレーの水が煮えて、結果としてサギソウの地下部がムレて枯れていまうことになり、堀り上げたところ思わぬことになってしまいますので、注意が必要です。
●生育中の管理
1) 4月頃には新芽が動きだしてきます。この頃には日光に充分当ててしまって、しっかりした株に育てます。
2) 5〜6月には生育が最も良く、育つ季節を迎えますので水やりをしっかりしてください。それとともに施肥も充分に行います。
3) 7〜8月頃になりますと莟が上がり、開花期を迎えます。開花期に水が切れますと、花が咲かなくなったり莟が黒くなってしまう原因となりますので注意が必要です。腰水栽培は至って便利な管理方法ですが、水が煮えますので、遮光に努め、半日陰にして風通しよく涼しくすることに努めてください。
4) 9〜10月頃になりますと、遅咲きは花が見られますが、一般には花は終わり、地下部の球根の肥大期にはいります。特に施肥には注意し、肥大に努めてください。夜間の湿度が下がりはじめる頃からが大事ですので、春からの置き肥とともに、液肥も有効かもしれません。といいましても、いつまでも施肥しますと、球根に耐寒性が無くなり、冬期の凍結の頃に腐ってしまう可能性が出てきますので注意してください。
5) 【天の川特記事項】
「天の川」はキメラといわれる葉緑素の欠如した斑入り植物です。その斑入りの特徴は「砂子斑」といわれるものかと思います。葉緑素が欠如しているだけに強い日光は植物体を弱らせる結果となります。春の芽出し頃の日光はそう強くないので直射でもかまいませんが、その後の葉が展開する頃になりますと遮光に努め、半日陰にし葉の展開を素直に成長するようにしてください。斑入り植物は葉も観賞するだけに注意が必要かと思われます。
●冬期の管理
1) 地上部が枯れ始める頃より、春の植替えまで休眠期に当たります。
2) 日本の自生地の湿原、あるいは休耕田であっても乾燥をしない土壌中で越冬しています。
3) 上記の事から、休眠中であっても乾燥させない事が重要であり注意してください。
4) 鉢植えの場合、常に湿気をもった管理をしてください。
5) 仮に球根を堀り上げた場合、水苔、ティッシュ等を湿らせビニール袋に入れ、乾かないよう冷暗所に保管してください。
■(有)日本山草 山草展 ■(有)日本山草 山野草交換会 ■日本盆栽組合他 盆栽展