オンライン パラレル長生蘭奇譚

96年12月号 シリーズ 27 柄もの


歴史的な姫性 金紅簾

 「紅雀」が中透け、飴矢になった品種です。もともと紅雀が小型品種なので、透け矢となればさらに小型になってしまいます。大正3年の銘鑑に登載されているので、明治年間にはその変化が生まれていたものと思われます。


姫性の憧れ 姫達磨

 昭和63年、日本長生蘭連合会登録品種です。人工交配により「青海丸」の実生兄弟で、発表されて以来、いまなお、憧れの的となっています。