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【肥料付】 ピートモス・腐葉土混入のない 天然鉱物質100% 乾きの早い 最高品質の特選「山野草の土」 1号(細目) 弊園謹製 手練り(長期肥料付) 18L×2袋 【ポット・鉢植え専用/ 山草系山野草/夏半日陰の宿根草向き】【用土】
¥ 7,260 税込
加算ポイント:132pt
商品コード: BS-180
特選 山野草の土1号特選培養土 サイズ:18リットル×2(弊園充填ですので内容量は正味入っております)
【特徴】
1. 平成27年以前は通常の山野草の土1号として販売しておりましたが、平成28年度より特選山野草の土1号として販売に至っております。
2. 特選山野草の土1号の大きな特徴は、
ア) 硬質赤玉土「二本線 赤玉土 小粒」を原材料としてとしているため通気性、排水性がよく、乾きが早いということが挙げられます。つまり夏の高温多湿により蒸れにくいという培養土です。
イ) 現在この秋より5種ブレンドしておりますが、その内ゼオライトを混合しております。従来ゼオライトは根腐れ防止とかいわれ、当方では根腐れがどのようにして起こるのか、通常起こり得ないだけに疑問に思えたからです。仮に根腐れが起こるとすれば、それは根腐れするような原材料を用いているとしかいいようが無く、通常山野草業者が作る山野草培養土では、良質な原材料を使用するため根腐れは起こらないからです。結局原因は、水苔由来のピートモス混入に他ならないかと思います(但、何年も植替えない場合を除く)。
実は色々調べますと、ゼオライトに関しましては「地力の増殖法に基づく表示」という法律があり、土の保肥力を改善する役目を認められているのです。
ウ) そう考えますと、特選山野草の土は通気性がよく乾きが早いという反面、保水力がやや劣り、それに伴い保肥力が劣ることは否めません。それにてゼオライトを混合することにより保肥力の維持という大きな役割を持った混合培養土に至っております。
3. 更に説明いたしますと、硬質赤玉土は硬質であるため吸水性、保水性が劣ります。そのことがかえって冬季凍結により崩れにくい良質の赤玉土といわれる所以です。その特性により培養土の品質の安定性は高く、根が空気を好む非耐暑性宿根草などには向いていると考えられます。何しろ高温多湿の日本で少しでも空気の流通がよく、少しでも夏の高温期の蒸れを防ぐ役割を担っております。
そう考えますと、
ア) 日本の山野草の内、山草系(標高のそれなりにある森林の下草として自生が見られる植物)、或いは高山植物は夏の涼しさを求めますので、蒸れを防ぎ空気の流通がよくそれでいてアジアモンスーン気候の梅雨から夏にかけて降雨の多い高温多湿、つまり水は好むという性質のものだけに夏は涼しさを求め、そして水やりは頻繁にということになってきます。
イ) ヨーロッパの宿根草はといいますと、夏涼しく雨が少ない気候です。非耐暑性宿根草そのものですが、水やりを少なく軒下に置くということが昔より行われてきております。ところが現在の流通を見ておりますと、特にガーデニングショップ等で販売されている宿根草はピートモス主体の草花培養土で育てられています。そのことが大きな原因となり、一般家庭に於いては育たない、枯れるということになっているのが現状ではないでしょうか。
やはり水苔由来のピートモス等有機質の混入のない、通気性がよく乾きも早い培養土である特選山野草の土1号が非耐暑性宿根草向きに考えられた培養土であり、現在国内では最高水準のであることがわかります。
4. 更に、より通気性を好む植物には、例えば夏に蒸れて枯れる或いは水もたれしている場合は、更に水はけの良い特選山野草の土2号を、更には更に水はけの良いクリスマスローズ等の土を御利用ください。
ア) 弊園では非耐暑性植物のクリスマスローズ、多肉植物等には専用培養土を作り販売しております。
イ) そして培養土とお使いになる植木鉢の種類によってもかなり違ってきますのでご考慮いただきたく存じます。特に陶器製の鉢は断熱作用或いは鉢表面の蒸散作用があり、かなり育てやすいのではと思います。
5. 凍結によりつぶれにくい培養土だけに、冬寒さの厳しい地方で使用される培養土には向いているかと思います。
6. 夏休眠型のキンポウゲ科の植物であるセツブンソウ、オキナグサ等を始めヨーロッパ原産シクラメン等にも向いているかと思います。なぜなら夏の水遣りが多いと高温多湿により腐ってしまいます。少しでも水切れが良いことで腐ることを防いでくれるかと思います。
以上、御不明な点がございましたなら何なりとお問い合わせください。
1)山野草、とりわけ高山植物、或いは山草といわれる夏涼しいところで育つ植物は多年草です。
そして非耐暑性宿根草といえばよりわかりやすいかと思います。 その非耐暑性宿根草は平地で育てるには夏期一般の草花培養土ではムレが生じ枯れやすい植物となります。
「山野草の土」はそのムレを防ぐ通気性、排水性を重視したあらゆる培養土中最高級の品質をほこっております。
2)腐葉土は使用していません。寒冷地はともかく、高温多湿の夏を考えますと、腐葉土の混入は夏場一気に分解します。
鉢内の通気性、排水性が悪くなり、夏場の根腐れを起こす原因となります。腐葉土の混入は避けてください。
弊園の「山野草の土」をお買い上げ頂きましても、わざわざ腐葉土を混合される方もありますが、それは「山野草の土」を使用する意味を無くされているのと同じです。
腐葉土を混入しないようご注意ください。
3)実は山野草の土は培養土全体の中で、最も高級品なのです。一般の草花でも試して見ますが、市販の草花培養土より良く出来ます。なぜなら安価にする混ぜ物が入っていないからです。
そのようなことで、原種シクラメン、クレマチス、クリスマスローズの培養土にご使用いただいても、好成績が得られるかと思います。
4)ミジンについて。
原料となる赤玉土、鹿沼土、薩摩土等はよくミジン抜きをされており、ミジンはかなり少なくなっております。
それでも若干のミジンは発生いたします。
ア、現在市販されているプラ鉢の底穴はそのミジンを洗い流すよう工夫されているすぐれものです。
イ、或は今人気のスリット鉢も立溝もミジンが洗い流されるよう工夫してあります。
ウ、弊園が使用しているビニールポットはネットを使用しない底穴が多数あるポットを使用しています。
ミジンが洗い流される優れものです。
エ、陶器の植木鉢つまり本格派のマニアが使用される鉢の場合はサナを御使用することをおすすめします。
ミジンが洗い流されます。もちろん一つ穴のビニールポットでの御使用もおすすめです。